2月は4月入職に向けて保育士さんの急募求人が多い時期。面接を受ければ「即内定」をもらえるケースも!まずは情報収集を開始してスピーディーに行動することが大切ですね。今回は、2月に転職活動をスタートする保育士さん向けに進め方のポイントや注意点を詳しく紹介します。退職を迷われている方も新しい職場への転職を考えてみましょう。
E-Saishu/stock.adobe.com
■目次
2月は急募求人増加!保育士の転職が成功しやすい理由
年度末まで残り2カ月。中には「今の園で働き続けるべき?」「4月から新しい職場で働いてみたい」など自身の進退に迷う保育士さんも多いよう。
卒園や進級の準備が少しずつ始まる中で「退職したい気持ちがあってもなかなか言い出せない」と悩むこともありますよね。
2月は4月入職に向けた急募求人が増えるため、転職活動をスタートしても間に合う時期!
保育現場を離れていた方や、職場復帰を希望する子育てママなども積極的に行動することで希望条件に合った勤務先に就くことができそうです。
5月以降の入職を考えている場合も2月に転職活動を開始して新生活に向けて準備していきましょう。
2月に転職活動を始めるべき保育士さんの特徴
aijiro/stock.adobe.com
ここからは2月に転職活動を始めるとよい保育士さんの特徴をまとめました。
いずれかに当てはまる方は早めに転職活動をスタートして希望条件に合った勤務先を見つけていきましょう。
すぐに内定を獲得したい方
先述の通り、2月は新年度入職に向けて急募求人が増える時期。
保育施設の中には職員から急な退職の申し出を受け、急いで求人を記載するケースもあるようです。
2月には面接を行い、4月から働ける人材を確保したいと考える園も多いでしょう。
早めに内定を獲得したいという保育士さんは、転職活動をスタートさせるとよいですね。
面接に行くと「即採用」という場合も!新年度入職に向けて「今転職活動を開始しても間に合わないかな…」と思わず、まずは行動することが大切ですよ。
じっくり転職活動に取り組みたい方
2月は大型行事が少ないため、転職活動しやすい時期と言えそうです。
生活発表会や参観日などの開催予定があれば準備が必要ですが、比較的落ち着いている園が多いでしょう。
じっくり転職活動を行うことができるため、履歴書の作成や面接対策などに取り組みやすいかもしれません。
転職活動中に取り組むことをリストアップして計画的に進められるとよいですね。
新年度入職に向けて準備したい方
2月に転職活動を開始してスムーズにいけば3月には内定、4月入職に向けた準備ができそうです。
中には保育園以外で働いてみたいと考える保育士さんもいるでしょう。
乳児院や児童発達支援施設、放課後クラブ、保育園運営会社などさまざまな働き方があります。
気になる施設のホームページを見たり職場見学をしたりして転職先の選択肢を広げることで、内定の獲得チャンスも増えることでしょう。
さまざまな求人情報を見て資格を活かせる職場を探してみることも大切ですね。
2月からの転職活動を有利に進めるには?
Nishihama/stock.adobe.com
2月は転職活動を始めるライバルも少なく、内定を獲得しやすい時期と言えそうです。積極的に行動し、自分の希望条件に合った職場への転職を成功させましょう。
転職活動を有利に進めるポイントを紹介します。
頻繁に求人をチェックしよう
2月は急募求人も多く、広告が増えたり減ったりと動向が激しい時期になりそうです。
頻繁に求人票をチェックして、自身の希望条件に合った園が見つかったらすぐに応募して面接日程の調整を行えるようにしておきましょう。
また、新規園のオープニングスタッフの求人が狙い目かもしれません。4月の開園に向けて採用枠が埋まっていないケースもありそうです。
新規園は設備が新しく、衛生管理の行き届いた職場で働けるというメリットがあるでしょう。いちから人間関係を構築するため、働きやすいかもしれません。
興味のある方は求人を探して勤務条件を確認しておくとよいですね。
転職エージェントを利用しよう
2月に転職活動を始める際はエージェントの活用を考えてみましょう。エージェントは求人の動向に詳しいため、急募求人や次年度募集の情報をいち早く紹介してくれます。
保育施設側も4月に向けてすぐに人材を確保したいので「登録者の中から紹介してほしい」と転職エージェントを利用するケースが多いかもしれません。
アドバイザーに希望条件を伝えて自分に合った施設があれば紹介してほしいと相談しておけば、効率的に転職活動を進めることができるでしょう。
2月から転職活動を始めた場合のスケジュール例
2月から転職活動を始めた場合のスケジュール例を2パターンに分けて紹介します。
4月に入職する場合
4月入職に向けて2月から転職活動を始める方は内定を獲得するうえでスピーディーに行動するとよいでしょう。
急募求人の場合はすぐに採用枠が埋まってしまう可能性もあるので、情報収集と応募を並行して行い、気になる園があれば面接に臨みましょう。
3月は業務の引継ぎや卒園式などで忙しくなる場合も考えられます。早めに行動して内定を獲得しておけば、落ち着いて在籍園の仕事に取り組むことができますね。
また、4月の復職に向けて動き出す子育てママはすぐに転職活動をスタートさせるとよさそうです。
「9時~14時などの中番勤務」や「土日休み」の求人などは人気が高いかもしれません。希望条件に見合う園があれば、早めに応募しましょう。
5月以降に入職する場合
5月以降の入職希望の場合は3月末退職後、ゆっくり休んで5月GW明けや7月の夏休み明けに仕事を開始したいと考える方もいるのではないでしょうか。
その時期に自分の働き方を見つめ直し、ゆっくり時間をかけて情報取集に取り組むとよいかもしれません。
5月以降の入職は急な欠員の代わりに働くことも多いようです。ときには即戦力としての働きを期待されるケースもあるでしょう。もし、環境に馴染みながら少しずつ仕事を覚えていきたいと考える場合は、4月入職も視野に入れて転職活動を行うとよさそうです。
2月からの転職活動で注意したいポイント
leungchopan/stock.adobe.com
最後に2月から転職活動で注意するポイントをまとめました。
退職の意思を早めに伝えて手続き内容の確認を
退職の意向をなかなか言いづらいと考える方も多いでしょう。ただ、在籍園も代わりの人員を探すために準備をしなければなりません。
早めに退職の意思は伝えて手続き内容も確認しておくとよさそうです。
住民税の徴収や源泉徴収票の発行など心配なことがあれば、質問内容をまとめて尋ねるとよいですね。
求人数が少ない地域は複数応募が吉
地域の中には求人数が少なく、なかなか希望条件に合った転職先が見つからない可能性もあります。
複数の園に応募して面接に臨めば内定を獲得できるチャンスが増えるでしょう。
また、気になる園があれば他の地域への引っ越しを考えてもよいかもしれません。
引っ越し費用を負担してくれる園や住宅手当などの福利厚生が充実した園もあるため、選択肢の一つとして抑えておくとよさそうです。
2月の転職は求人票チェックが大切!内定を掴み取ろう
4月入職を考えて2月の転職活動を開始する方は、頻繁に求人票チェックをして情報収集を行うとよいでしょう。
また、在籍園での仕事が忙しくてなかなか転職活動に取り組む時間がないという方は、保育士バンク!をご活用ください。
希望に合った園の紹介はもちろん、履歴書作成や面接対策などもサポートさせていただきます。最近は自宅から参加できる「オンライン面接」を実施する園も増えているため、まずはお問い合わせくださいね。
また、復職予定の子育てママ向けに「シフト調整しやすい園」「中番パート募集」などさまざまな求人もご提案させていただきます!お気軽にご相談ください。