働きやすい保育園に転職するためには保育士求人の探し方を知っておくのがポイントです。求人票には給料や福利厚生など項目が多いため、どこを重視すればよいか迷ってしまいますよね。今回は、自分に合った働きやすい保育士求人の探し方を紹介します。あわせて、求人の探し方や求人票からわかるブラック園を見分けるチェックリストもまとめました。
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【働きやすい保育士求人】求人票で確認する7つのポイント
保育士として、働きやすい求人とは何を基準に判断すればよいのか迷う方もいるかもしれません。
働きやすさは、人それぞれのライフスタイルや考え方によっても変化しますが、まずは働きやすい保育士求人を探すために、求人票で確認すべき7つのチェック項目を整理します。
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チェック項目 |
求人票で見る場所 |
働きやすい園の目安 |
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1 |
残業時間 |
勤務時間欄・備考欄 |
月20時間未満。ICT導入の記載があれば◎ |
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2 |
持ち帰り業務 |
仕事内容・設備欄 |
「持ち帰りなし」「ICT化済み」の明記 |
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3 |
有給取得率 |
休暇欄・アピール文 |
取得率70%以上または具体的な実績が記載 |
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4 |
産休育休実績 |
福利厚生欄 |
復職率の数値記載あり(80%以上だと◎) |
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5 |
給与の内訳 |
給与欄 |
みなし残業の時間数・金額が明示されている |
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6 |
保育士の配置数 |
備考・特徴欄 |
国の基準より多い配置の記載あり |
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7 |
試用期間の待遇 |
備考欄 |
試用期間中も同条件であることが明記されている |
上記の表の「働きやすい園の目安」に記載されている内容を満たしている園があれば、その求人は働きやすい環境が整っている可能性が高いでしょう。
とくに7つのポイントのなかで、自分が重視したい部分にフォーカスして探してみるとよいかもしれません。
【求人票を見るポイント】みなし残業・固定残業代は要注意
実際の残業時間に関わらず、あらかじめ決められた時間分の手当が「みなし残業」として月給に上乗せされている場合があります。
求人票の給与欄に「みなし残業」の記載がある場合は、設定された時間数と金額の内訳を必ず確認しましょう。
とくに月45時間を超える設定は、長時間労働が常態となっている求人の可能性が高そうです。
施設によって変わる!施設形態と働きやすさの関係
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保育の仕事と一口にいっても、施設形態によって働き方や業務内容、求められる役割は大きく異なります。
自分が大切にしたい働き方によって、向いている施設は変わるかもしれません。
施設形態別・働きやすさ比較表
まずは保育士さんが働ける主な施設形態を、働きやすさの観点で比較してみましょう。
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施設形態 |
主な対象年齢・定員 |
働き方の特徴 |
働きやすさの傾向(例) |
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認可保育園 |
0~5歳/定員多め |
行事・書類業務が比較的多い |
体制が整っている一方、業務量は多めになりやすい |
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認定こども園 |
0~5歳(幼保一体) |
教育・保育両面の業務 |
カリキュラム対応が必要で役割が広い傾向 |
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小規模保育園 |
0~2歳/定員19名以下 |
少人数制・家庭的 |
子ども一人ひとりと関われるが人員が少なく業務分担が限られる場合も |
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認可外保育園 |
施設により異なる |
園ごとの独自運営 |
柔軟な運営が多い一方、労働条件は園差が大きい傾向 |
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企業内・事業所内保育園 |
主に従業員の子ども |
定員少なめ・固定利用が多い |
行事少なめで落ち着いた環境の場合も |
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病児保育室 |
病気回復期の子ども |
看護・健康管理重視 |
少人数で丁寧に関われるが、医療的配慮が求められる |
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児童発達支援施設 |
発達支援が必要な未就学児 |
療育中心 |
個別支援計画に沿った支援が中心で、保育とは異なる専門性が求められる |
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放課後等デイサービス |
発達支援が必要な就学児 |
発達支援・生活支援 |
学校後の時間帯勤務が多く、午前に余裕がある場合も |
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放課後児童クラブ |
就学児 |
生活支援・見守り中心 |
行事は比較的少なめで、午後勤務が中心になりやすい |
保育の現場では、預かる子どもの年齢や人数、支援の目的によって、求められるスキルも働く時間帯も変わります。
施設ごとの役割の違いを知ると、働きやすい求人の探し方のヒントになりそうです。
施設形態で働きやすい求人を選ぶポイント
たとえば、行事が多い認可保育園は準備が大変な面もありますが、その分チーム体制が整っていることもあります。 一方、小規模保育園は子どもとじっくり関われる魅力がありますが、職員数が少ないため一人あたりの役割が広がることもあります。
このように、条件や雇用形態以外では、自分に合う施設が「働きやすい」転職先といえそうです。
働きやすさを考えるときは、次のような視点で整理してみるとよさそうです。
- 行事や制作準備は多いほうがよいか、少ないほうがよいか
- 少人数で密に関わりたいか、チームで大規模運営に関わりたいか
- 保育中心か、療育・支援中心か
- 午前からフルタイムで働きたいか、午後中心がよいか
「どの施設が一番働きやすいか」ではなく、「自分にとって負担が少ないのはどの環境か」という視点で選ぶことが、ミスマッチを減らすポイントになるかもしれません。
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働きやすい保育士求人を探すための準備3ステップ
2025年1月時点の保育士の有効求人倍率は3.10倍と、高い水準で推移しています。
多くの施設で保育士が求められる今、自分に合う求人を見つけて、面接に臨みましょう。
自分にとってよい職場を見つけるためには、給料や勤務時間といった条件が希望とマッチするかを見極めることが大切です。
STEP1 雇用形態の希望を「働きやすさ」から選ぶ
自分にとっての「働きやすさ」を考えるとき、まず決めておきたいのが雇用形態です。
保育士の仕事は、正社員・契約社員だけでなく、パート・アルバイトや派遣などライフスタイルに合わせた選択肢が豊富にあります。
「働きやすい」を重視する求人の探し方としては、まず最初に、この雇用形態を絞り込んでおくと、求人を探しやすく、希望の働き方にたどり着く可能性も高まります。
【雇用形態別】働き方・メリット早見表
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雇用形態 |
働き方の特徴 |
こんな人におすすめ! |
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正社員 |
クラス担任として深く関わる。賞与や福利厚生が充実し、長期的に安定。 |
安定した収入と、キャリアアップを目指したい人 |
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パート・アルバイト |
週3日や短時間勤務が可能。補助業務が中心で、残業はほとんどなし。 |
育児や家事、プライベートを最優先にしたい人 |
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派遣社員 |
期間を決めて働く。正社員より責任が軽く、パートより時給が高い傾向。 |
サービス残業を避け、高時給で効率よく働きたい人 |
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契約社員 |
期間の定めはあるが、正社員に近い業務内容。フルタイムで働きやすい。 |
特定の期間だけしっかり働き、責任ある仕事もしたい人 |
正社員・契約社員は、担任業務や行事運営など、保育のやりがいや収入は大きなメリットです。その分、書類作成や行事前の残業が発生しやすい側面もあります。
一方、勤務時間や曜日を自由に選べるパート・アルバイトや派遣などは、心身のゆとりを持ちやすいのが魅力です。
その分、補助的な役割が多くなるため、キャリアアップが望みづらい、収入が伸びにくいといったデメリットもあるでしょう。
STEP2 必須条件と希望条件を明確にする
転職で何を最も重視するのか、自身にとっての優先順位をしっかりと決めておくこともポイントです。
勤務時間や通勤距離、給与の下限など、自分が職場選びにはずせない点を「必須条件」として明確にし、休日数や職場の雰囲気、福利厚生などは「希望条件」として整理しておきます。
とくに以下のような条件は、自分にとって「必須」か「できればあった方がよい」なのかを、自分のなかで明確にしておきましう。
- 園の方針・保育内容に共感できるか
- 給与・待遇面が自分の求める条件に近いか
- お休み、ワークライフバランスが自分の価値観に合っているか
- 職場の環境や人間関係が自分の雰囲気に合いそうか
こうすることで、求人を比較しやすくなるため、雰囲気や条件に流されない選択につながります。
必須条件と希望条件の境目があいまいなまま判断してしまうと、入職後に「思っていたのとちがう」という結果をまねくことにもつながります。
STEP3 複数の求人を比較して応募する
「いいな」と思う求人を見つけても、求人票の段階で1つに決めてしまうのではなく、いくつかの求人を見比べて、複数の園に応募するようにしましょう。
求人票の情報だけでは比較できない部分は、どの園でも多くあります。
応募の段階で1つに決めてしまうのではなく、複数の求人へ応募し、現地へ面接に行って雰囲気を感じたうえで決定すると、より後悔のない決断ができそうです。希望にあう園を見つけたいまずは相談から!
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先輩保育士の失敗談から学ぶ!働きにくい園を避けるには
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ここでは、転職で「失敗した」と感じている先輩たちの実体験を紹介します。
同じ失敗を繰り返さないために、求人票や面接でどこをチェックすべきか、具体的に見ていきましょう。
【残業の落とし穴】「残業なし」でも持ち帰り業務あり!
求人票の数字はあくまで「園内で計上される時間」のみを指している場合があります。
特に持ち帰り業務が慣習化している園では、帳簿上の残業時間は少なく見えてしまうため注意が必要です。
この求人の回避ポイント
【給与の内訳】「高給与」の裏にある長時間のみなし残業
高い給与設定には、長時間の固定残業が含まれているケースがあります。
内訳が不明瞭なまま契約すると、実労働に対して対価が得られない「働かせ放題」の状態になりかねません。
この求人の回避ポイント
【雰囲気の確認】「見学なし」で入職したら…
園の雰囲気や人間関係は、書類や面接だけでは判断できません。
一度も現場を見ずに決めてしまうと、自分の保育観や性格に合わない環境を選んでしまう可能性が高まります。
この求人の回避ポイント
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| 年中同じ求人を出している | |
| 口コミサイトにネガティブな記述がある | |
| 見学時に保育士の表情が疲れていて笑顔が少ない | |
| 「みなし残業」の時間数が求人票に記載されていない | |
| 面接で「多少の持ち帰りはある」と曖昧な回答をされた | |
| 内定の受諾を急かされる | |
| 試用期間中の待遇が本採用と大幅に異なる |
チェックリストの内容が2つ以上当てはまる場合は、「もしかしたらブラック園かも…?」と、慎重になってもよいかもしれません。
とくに「人」や「就労時間」に関する違和感は、入職後にも大きく影響するケースがあるようです。現場の空気感や条件の明示性をしっかり確認しましょう。
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専任のアドバイザーが、求人票だけでは見えない園の雰囲気や実際の労働環境まで詳しくお伝えし、納得のいく転職をサポートします。働きやすさ重視!保育士の非公開求人を見る
保育士の働きやすい職場探しに関するよくある質問
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働きやすい転職先を探している保育士さんの疑問や不安に答えます。
Q1. 働きやすい保育士求人を見極める具体的なポイントは?
休みがしっかり取れるかの目安は「年間休日120日」です。
週休2日に加えて祝日分も休める計算なので、プライベートを大切にできます。
また、給与は総額だけでなく「基本給」をチェックしましょう。基本給によって賞与や退職金の額も変動します。
Q2. 人間関係がよい求人の探し方は?
人間関係が良好な職場は、先生同士のポジティブな声掛けが自然に出ています。職員同士の人間関係を見ることができる園見学を活用しましょう。
人間関係が険悪でなくても、保育士が時間や仕事に追われている職場も、ギスギスした雰囲気になってしまいがちです。
また、転職エージェントを通して「離職率」を確認し、定着率の高い園に絞って探すのも効率的です。離職率が低い求人を探す
Q3. サービス残業がない園を確実に見つける方法は?
求人票で「働きやすい」と謳っている園でも、手書き書類が多く、隠れ残業が発生するというケースも。
連絡帳や日誌がシステム入力や専用アプリの活用などで効率化されているか、行事前でも「定時退勤日」が設定されているかを確認するとよさそうです。
Q4. 働きやすい保育園の求人が増える時期は?
新年度に向けて退職者が確定する12月頃から、4月入職の求人が一気に増え始めます。
この時期は「残業少なめ」「固定給高め」といった好条件の園を選びやすいのがメリット。
一方で、こうした「当たり園」は募集開始からすぐに埋まってしまうため、非公開求人を抱えるエージェントを賢く活用するのがポイントです。
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