【連休明けの保育園】泣く子への対応とねらい・遊びを年齢別に解説

    ゴールデンウィークなど大型連休明けの保育園では、入園当初のように泣く子・登園を楽しみにする子など、さまざまな姿が見られます。子どもの不安定さに合わせた対応はもちろん、保育士さん自身も気持ちを切り替えるのが難しい時期です。今回は、連休明けの保育のねらい・泣く子への具体的な対応・年齢別の遊び・保護者へのフォローまで詳しく紹介します。

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    この記事でわかること
    • 連休明けに子どもが泣く・落ち着かない理由を知り、責めずに受け止める方法 ▼詳細
    • 乳児・幼児クラス別の遊びと声かけによる登園意欲の引き出し方 ▼詳細
    • 保護者対応・生活リズムの伝え方まで、連休明け初日の対応 ▼詳細

    目次

    連休明けの保育園で意識したいねらいと子どもの様子

    連休明け初日の保育園では、久しぶりの登園を楽しみにする子もいれば、休み中家族と過ごしたことで、家族と離れることが悲しくなってしまい泣いて登園する子どもなどさまざまでしょう。

    子どもたちだけでなく、保育士さん自身も混乱することが考えられるので一日の流れを把握し、ねらいに沿って対応することが大切ですね。

    連休明けの保育における「ねらい」の具体例

    連休明けの保育では、子どもたちが無理なく園生活に戻れるよう、以下のようなねらいを設定するのが一般的です。

    クラスの年齢や子どもの様子に合わせてアレンジしてみてください。

    • 保育士とのスキンシップを通して、安心して園生活のペースを取り戻す
    • 無理なく休息を取りながら、少しずつ園の生活リズムを取り戻す
    • 休みの日の出来事を保育者や友だちに伝え、言葉のやり取りを楽しむ
    • 自分の好きな遊びを見つけ、自分のペースでじっくりと楽しむ
    • 友だちや保育士といっしょに、戸外で体を動かして気分転換をはかる

    指導計画や日誌に落とし込む際は、これに加えて「家庭での生活との接続」「個別配慮による安心感の提供」の視点を盛り込むと、複数担任での対応もしやすいでしょう。

    体調を崩しやすい時期だからこそ気をつけたいポイント

    特に休み明けは、子どもたちが体調を崩しやすい時期でもあるため、連休の疲れが出ていないかなども確認することが大切です。

    また子どもたちの様子をきちんと把握し、その子に合わせた対応も重要になるでしょう。

    保育士さんは生活のリズムを整えながら安心して登園できるように、声がけや触れ合いの時間を作ることも意識していけるとよいですね。

    また、連休明けは、子どもだけでなく保育士さん自身も気持ちの切り替えが難しい時期です。

    悩みがある時は一人で抱え込まず、第三者に話してみるのもよいでしょう。

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    連休明けの保育園で見られる4つの子どもの姿

    連休明けの「子どもの姿」は、指導計画や週案で記録する際に欠かせない観察項目です。

    一人ひとりの様子を「行動面」「情緒面」「生活リズム面」の3つの視点で捉えると、後の振り返りや保護者面談でも活用しやすくなります。以下では、連休明けの保育園で特によく見られる4つの姿を紹介します。

    何をするにも時間がかかる

    一つひとつやることに対して時間がかかり、ダラダラしてしまう子どももいるかもしれません。

    休みを挟んだことで4月にできていたことも、保育士さんに促されないと行動しないという姿も見られそうです。

    落ち着きがない

    連休中は家族で過ごし、思い思いの時間を過ごした子どもも多いことでしょう。

    その期間とのギャップもあり、連休明けは落ち着いて過ごせなかったり、集団行動ができなかったりする子どもがいるかもしれません。

    家族と離れて泣く

    登園の際、家族と離れてしまうことから寂しくなり、泣く子どももいるでしょう。休み中の楽しさを思い出し、もっといっしょにいたいという思いの表れかもしれません。

    なお、連休明けに泣くのは慣らし保育の頃に戻ったような状態であり、「わがまま」ではなく家庭が安心できる場所だった証拠でもあります。

    数日から1週間ほどで徐々に落ち着くケースが多いため、保育士さんも焦らず、子どもの気持ちを受け止めることを優先してください。

    期待を持って登園する

    保育園の生活に慣れてきて、普段の休み明けのように笑顔で登園できる子どももいるでしょう。

    なかには、泣いている子に「どうしたの」など声をかけられる子もいるかもしれません。

    その時は子どもを褒めたり、「優しいね」と声をかけ、登園意欲をさらに高めることも大切ですね。

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    連休明けに泣く子への対応「安心して過ごせる関わり方」

    登園を楽しみにする子や泣く子などさまざまな姿が見られる連休明け。

    そんな時期に保育士さんはどのようにかかわるとよいのか、シーン別に紹介します。

    安心できるような環境を作る

    まず、その子が安心できるような環境を作りましょう。

    ”保育園は安心して過ごせる場所”と感じられるように、子どもの好きなおもちゃを配置したり、好きなもので思う存分遊んだりできるような環境にすることが大切です。

    子どもの気持ちに寄り添う声かけをする

    久しぶりの登園に不安を感じる子どもに対して、子どもの気持ちを受け止めながら、「保育園でいっぱい遊ぼうね」などと期待感を持てるような言葉かけをしてみましょう。

    もし泣いている子がいた場合には、何が嫌なのか子どもに聞いたり、思いきり泣けるように環境を整えて見守ったりすることも大切です。

    そのうえで「〇〇が嫌なんだね」と共感すると、「自分の気持ちをわかってくれた」と思ってくれるかもしれません。

    泣いている子に寄り添い続けるのは、保育士さん自身の心も消耗します。「これでいいのかな」と感じたとき、客観的な視点をくれる相手がいると気持ちが楽になります。

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    保護者の方との連携を密にとる

    連休明けは、保護者の方も不安になってしまうことが考えられます。園での子どもたちの様子をきちんと伝えたうえで、「お家ではどうですか」など自宅での様子も確認しましょう。

    連絡帳には「園では◯時にお昼寝に入りましたが、なかなか寝つけない様子でした」など具体的な様子を記録すると、家庭での調整に活かしやすくなります。

    お家での就寝時間も教えてください」と一言添えると、双方向のやりとりが生まれやすくなるでしょう。

    保護者対応の方針は園によって大きく異なり、合わない園で消耗してしまうケースも少なくありません。

    今の働き方が自分に合っているか、立ち止まって整理してみるのもひとつの方法です。

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      乳児クラスで取り入れたいスキンシップ遊び3選

      特に乳児クラスの場合、スキンシップを取ることで「先生に甘えていいんだ」「いっしょに遊ぶと楽しい」という気持ちを思い出してくれるかもしれません。

      安心して登園できるように、乳児クラスの子どもたちと触れ合えるアイデアを見ていきましょう。

      わらべうた

      わらべうたとは、肌をなでる、揺らすなどの反復リズムで安心感を与える遊びです。短いメロディのものが多く覚えやすいため、振り付けを楽しみながら触れ合えます。

      手遊び歌

      道具を使わないのですぐに始めることができ、顔を見合わせながら保育士や友だちと触れ合うよろこびを感じられます。

      子どもたちの好きな手遊び歌を積極的に取り入れてみましょう。

      体を使った遊び

      抱っこやおんぶを積極的に行ったり、室内でマット運動遊びをしたりしてみましょう。

      体温を感じることで子どもたちの不安が和らぎ、自然に信頼関係を思い出せます。

      読んでおきたいおすすめ記事

      幼児クラスで子どもの登園意欲を引き出す活動アイデア

      幼児クラスは、自分の気持ちを言葉で表現できる子が増える一方、連休明けは集団行動が乱れやすい時期でもあります。

      「明日も保育園に来たい」と感じてもらえる活動を意識的に取り入れることで、生活のリズムの再構築と情緒の安定を両立させやすくなります。

      散歩で気分転換をはかる

      幼児クラスでは、戸外に出て季節の発見を共有する散歩がリフレッシュに効果的です。

      外の空気に触れることで、休み明けのどんよりした気分を吹き飛ばしましょう。

      異年齢交流で親しみを持たせる

      年上の子が年下の子の手を引いたり、お世話をしたりする機会をつくってみましょう。

      年下の子は「お兄さん・お姉さんがいて安心」と感じ、年上の子は「頼りにされている」という自信が芽生え、園生活が楽しみになりそうです。

      製作遊びで達成感を味わう

      初めは簡単なものから始め、慣れてきたら難易度を上げるようにしましょう。

      「自分で作った」という達成感が自信になり、登園意欲にもつながります。

      完成した作品を飾ったり、翌日の遊びにつなげたりすることも大切ですね。

      翌日に期待が持てる言葉がけをする

      給食のメニューを発表したり、「明日は何で遊びたいかな」と質問したりして、翌日の登園が楽しみになるような声かけをしてみましょう。

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      3つ以上当てはまる方は、
      今の園や働き方が自分に合っているか、
      一度立ち止まって整理してみる時期かもしれません。

      子どもの体調変化に目を配る

      連休明けは体調を崩しやすいため、子どもの様子に気を配るようにしましょう。

      体調がよくない子どもがいた場合は、別の部屋を用意して休めるようにするなど、子どもに合わせた対応をすることが大切です。

      連休明けは、子どもだけでなく保育士さん自身も体調を崩しやすい時期です。

      今の働き方が長く続けられるものか、一度立ち止まって整理してみませんか。

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      連休明けの保育園に関するよくある質問

      Q.連休明けに子どもが泣くのはなぜですか?

      A. 家族と過ごした時間から集団生活に戻ることで、心と体のリソースが一時的に不安定になっているためです。

      「わがまま」ではなく、家庭が安心できる場所だった証拠と捉えることが大切です。

      数日かけて徐々にリズムを取り戻していくのが一般的なため、焦らずに子どもの気持ちを受け止めていきましょう。

      Q.連休明けの保育で意識すべきねらいは何ですか?

      A. 「友だちや保育士といっしょに楽しんで遊ぶ」「生活のリズムを整える」の2点が中心になります。

      連休中に崩れた生活リズムを園生活で再構築しつつ、安心して過ごせる場所であることを子どもが体感できるよう関わるのがポイントです。

      指導計画には、体調観察と個別配慮も明記しておきましょう。

      Q.連休明けに泣く子への具体的な対応方法は?

      A. まず子どもの気持ちを「〇〇が嫌だったんだね」と言葉にして受け止め、安心できる環境を整えます。

      好きなおもちゃをすぐ手に取れる場所に置いたり、思いきり泣ける環境を確保したりする対応が有効です。

      乳児クラスではスキンシップ、幼児クラスでは期待感を持てる声かけを併用するとよさそうです。

      Q.連休明けに保護者へどう声をかければよいですか?

      A. 園での様子を具体的に伝えたうえで、「お家ではどうですか」と丁寧に聞き取るのが基本です。

      生活リズムの乱れがある場合は、「明日からは◯時までに起きられるとよいかもしれませんね」など、提案の形で優しく伝えると協力が得やすくなります。

      連絡帳と口頭の両方を活用して情報を共有しましょう。

      Q.生活リズムを早く戻すために家庭にどう伝えますか?

      A. 就寝・起床時間を通常の時間に戻すことや、朝食の摂取を促すことを伝えます。

      「明日から園で楽しいことがあるよ」と期待を持たせる声かけも、保護者と連携して行うとよいでしょう。

      連絡帳で具体的な時間例を示すと、保護者も対応しやすくなりそうです。

      Q.連休明けにおすすめの遊びは何ですか?

      A. 乳児ならわらべうた等のスキンシップ遊び、幼児なら散歩や簡単な製作遊びがおすすめです。

      難易度の低い活動から始め、少しずつ集団生活の負荷を戻していきましょう。

      子どもが達成感を持ちやすく、登園意欲にもつながります。

      Q.連休明けの保育で保育士自身が疲れてしまう時はどうすればいい?

      A. 子どもの不安定さに引きずられて消耗するのは自然なことです。同僚と気持ちを共有し、休憩を意識的にとりましょう。

      無理に「いつも通り」を演じないことが重要ですね。今の園の体制そのものが自分に合っているか疑問を感じる場合は、第三者に話して整理するのも大切です。

      ひとりで抱え込まず、第三者の視点に頼るのも選択肢のひとつです。

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      Q.転職サービスに登録すると、今の職場にバレませんか?

      A. バレません。本人の許可なく勤務先に情報が共有されることは一切ありません。

      在職中の方には、連絡の時間帯や方法(LINE、メール等)に配慮して対応いたします。園見学や面接の調整も、現職のシフトを最優先に進めるためご安心ください。

      Q.まだ辞めるか決めていないけど、相談だけでもOKですか?

      A. はい、相談だけでも歓迎しています。

      「他の園の条件が気になるだけ」という情報収集目的での登録も多く、無理に転職を急かすことはありません。

      今の園で続けるべきか、環境を変えるべきかの判断材料としてご活用ください。

      Q.保育士バンク!に登録後、しつこく連絡が来ませんか?

      A. 希望の連絡方法と時間帯に合わせた対応をいたします。

      「まずは情報収集だけ」と伝えていただければ、必要以上の連絡はいたしません。連絡頻度が合わないと感じた際の調整もいつでも可能なため、自分のペースで情報を得られます。

      ご自身のペースで進められるので、まずは話を聞くだけでも大丈夫です。

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      連休明けの保育園での子どもの様子を知って、きちんと対応しよう

      今回は、連休明けの保育園の子どもたちの姿や保育士さんの対応について紹介しました。

      休み明けの園生活には、周囲の人といっしょに遊ぶことを楽しんだり、生活のリズムを整えたりすることをねらいとしています。

      家族と離れるのが寂しくて泣く子もいれば、登園を楽しみにする子がいるなどさまざまな子どもの姿が見られるため、翌日の保育園に期待を持って登園できるような工夫をすることが大切です。

      本記事を参考に、連休明けの子どもの対応や、先生ご自身の心身のケアにお役立てください。

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