子ども家庭庁において、2024年度以降の保育士の配置基準の改定が発表されました。4歳児・5歳児クラスの子どもの人数の見直しが行なわれますが、改定に伴う保育士の確保が大きな課題となりそうです。今回は、保育士の配置基準について徹底解説します。各施設・自治体ごとの基準や計算方法、緩和措置などもまとめました。
kapinon/stock.adobe.com
目次
76年ぶりに保育士の配置基準が見直しへ
保育士の配置基準とは、国が定めた子ども1人に対する保育士の必要人数のことです。
今まで「子どもの人数に対して保育士が少なすぎる」「今の基準では十分な保育ができない」など、保育士の配置基準の見直しについてさまざまな声が挙がっていました。
このような背景をふまえ、2023年12月22日の子ども家庭庁の「こども未来戦略」において、2024年度から保育士の配置基準が一部改定されることが盛り込まれました。
今まで4歳・5歳児クラスは子ども30人に対して1人の保育士の配置が義務づけられていましたが、子ども30人→25人へと子どもの人数が変更になりました。
つまり、配置基準の改定により、保育士1人に対して担当する子どもの人数が5名少なくなったのです。
<国が定める配置基準>
職員配置基準の改正に伴い、4歳児・5歳児は各クラス25名定員となることが予想されます。
園によってはクラスが増え、担当する保育士の拡充が必要になるでしょう。保育士の拡充の経費においては、国から補助金が加算される方針です。
また、保育業界は現在、人材不足の状況が続いているため、改正において混乱が生じないような対策も行なわれます。
従来の基準により運営することも認め、各保育施設の実情にあわせて当分の間は経過措置の期間を設けるとしています。
その他にも子ども家庭庁では、以下のように他の年齢のクラスの保育士の配置基準においても改善を進めることを示しています。
- 3歳児クラスにおいて最低基準等の改正を行なう(20:1→15:1)【2024年度こども家庭庁予算案のポイントP8/子ども家庭庁参考】
- 1歳児クラスにおいて最低基準の改正を進める(6:1→5:1)【子ども未来戦略p19/子ども家庭庁参考】
上記のような配置基準の見直しを進めるためには、子どもを見守る側の保育士の確保が急務になりそうです。これからも、配置基準の改正における議論が行なわれる予定であることから、政府の動向を見守りましょう。
また、保育士の配置基準は各施設や自治体によって異なります。
国の配置基準の変更により、各施設の配置基準においても変更が行なわれる可能性がありますが、今回は現行の基準について紹介します。※2024年1月15日時点
【各施設別】保育士の配置基準
まずは、各施設の保育士の配置基準を詳しく見ていきましょう。
幼保連携型認定こども園
幼保連携認定こども園は、幼稚園的な機能と保育園的な機能の両方を併せ持った施設で、2015年に施行された「子ども・子育て支援新制度」によって新設されました。
職員の配置基準は以下のように定められています。
また、満3歳以上の子どもの教育時間は学級を編成し、専任の保育教諭を1人配置することも決められています。
地域型保育事業
地域型保育事業には、預かる子どもの対象年齢は0歳児~2歳児となり、以下の4つの事業類型があります。
- 小規模保育事業
- 家庭的保育事業
- 事業所内保育事業
- 居宅訪問型保育事業
各施設の配置基準を紹介します。
小規模保育事業
A型、B型、C型の3種類に分かれており、種類によって配置基準が変わります。定員は6人〜19人になります。
<A型・B型>

A型は全て保育士の有資格者を配置する必要があります。
B型は職員の2分の1以上が保育士の有資格者の配置が必要です。
保健師、看護師または准看護師を1人に限り、保育士としてカウントすることができます。
<C型>

C型は保育士の有資格者の配置が義務づけられていませんが、家庭的保育者という市町村長が行う研修を修了した保育士同等以上の知識や経験を有する方を配置する必要があります。
また、家庭的補助者(市町村長が行う研修)が1人つく場合のみ、5人まで担当できます。
家庭的保育事業
家庭的保育事業は、保育者の自宅やそのほかの場所で行われる5人以下の少人数保育所です。

小規模保育事業のC型と同様の配置基準となっています。
事業所内保育事業
事業所内保育事業は、事業所の従業員の子や地域の保育を必要とする子を受け入れて、保育を提供します。
子どもの人数が19名以下と20名以上の場合の配置基準は以下の通りです。
このように子どもの人数によって保育士の配置人数も変わっていきます。
居宅訪問型保育事業
居宅訪問型保育事業は、保育を必要とする子どもの居宅において1対1で保育を行います。
居宅訪問型保育事業の配置基準は、0~2歳児1人に対して職員が1人と定められています。保育を行えるのは、必要な研修を修了し、保育士や保育士と同等以上の知識や経験があると市町村長から認められた人とされています。
認可外保育園
認可外保育園は、国が設置する基準を満たしておらず、認可を受けていない保育施設のことを言います。
認可外保育園における保育士の配置基準は、保育時間が11時間以内の場合は認可保育園
主たる保育時間が11時間以内の場合、以下のように国が定める認可保育園同様の設置基準です。

11時間を超える時間帯では、現に保育されている子どもが1人である場合を除いて常時2人以上を配置する必要があります。
また、職員の3分の1以上は保育士または看護師であることが決められています。
このように保育士の配置基準は施設ごとに違いがあるため、確認しておく必要があります。
施設によっては保育士さんの働きやすさを考えて配置人数を多めに設定する園もあります。
簡単1分登録!転職相談
保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師など
保育関連の転職のご質問や情報収集だけでもかまいません。
まずはお気軽にご相談ください!
【自治体別】保育士の配置基準
自治体によっては地域の実情に合わせて独自の基準を決めているケースもあります。
どのような基準であっても、国の配置基準を下回ることはなく、むしろ厳しい基準を設けて保育の質を確保しているようです。
横浜市
横浜市では国配置基準よりも多くの保育士の配置を義務づけています。
保育士の配置人数が多いと手厚く子どもたちを見守ることができますね。
京都市
京都市についても国配置基準よりも多くの保育士の配置を義務づけて保育の質の向上を図っています。

保育士の配置人数を増やし、丁寧な保育が可能な環境を整えています。
このように自治体によって配置人数が異なるため、どの地域で働くべきか迷っている保育士さんは配置人数の多さを考えて勤務場所を選ぶのもよいかもしれません。
保育士さんへ
「もっとゆとりをもって保育をしたい」と今の状況に悩みを抱く方は保育士バンク!にご相談ください。職員の配置人数が多めの園や子どもの定員数が少ない園などをご紹介させていただきます。
保育士の配置基準違反はどうなる?
保育士の配置基準は、保育園の質を保ちながら安全に運営するために定められているものです。
もし基準に違反した場合にはどうなるのでしょうか。認可保育園と認可外保育園の場合に分けて見ていきましょう。
認可保育園
認可保育園を運営するのには、国が定めた基準を満たしていることが原則となります。
そのため、保育士の配置基準を満たしていないと、認可保育園として運営することができなくなってしまいます。都道府県や市区町村による指導監査が行われ、改善が認められない場合には認可が取り消され、国からの補助金が受けられなくなるようです。
認可外保育園
認可外保育施設においても、基準を満たしていない場合には指導監督が行われます。
認可外保育施設の運営状況を把握するために年に1度立ち入り調査が実施され、実施後1カ月以内に改善指導の内容が文書によって通知されます。その後、改善がみられない場合には改善勧告がなされ、児童福祉にふさわしくないと判断された場合には、事業の停止命令や施設の閉鎖命令が行われます。
読んでおきたいおすすめ記事

【2026年版】乳児院で働くには?必要資格と給料、保育園との違いを解説
「乳児院で働くにはどうすればいいの?」と考える保育士さん必見!乳児院は、さまざまな事情で家庭で暮らせない0歳児~2歳頃の子どもを24時間体制で養育する施設です。保育士の方は仕事内容や保育園との違いなど...

【31選】子どもと関わる仕事特集!必要な資格や保育士以外の異業種、子ども関係の仕事の魅力
子どもと関わる仕事というと保育士や幼稚園の先生を思い浮かべますが、子どもに関係する仕事は意外とたくさんあります!今回は赤ちゃんや子どもと関わる仕事31選をご紹介します。職種によって対応する子どもの年齢...

企業内保育所とは?持ち帰り仕事ゼロの理由と仕事内容のリアル!給料や選び方も解説
企業内保育所とは、主に企業の従業員の子どもを預かる施設。行事や書類業務が少なく、少人数の子どもの成長を見守りながら、やりがいを感じる保育士さん多数!認可保育園との違いを「比較表」で解説し、仕事内容や実...

託児所とは?保育園との違いや施設の種類、働くメリットや給料についてわかりやすく解説
託児所とは、さまざまな形態の認可外保育園のことを指します。主に企業内や病院で行われる小規模保育や、商業施設内に開設されている一時保育などがあたりますが、保育士さんとしては、一般的な園との違いや働きやす...

保育士の年度途中退職は「無責任」ではない!法律で守られた権利と円満退職に向けた5ステップ
「担任だから年度途中で辞められない」と自分を責めていませんか?実は、保育士の途中退職は法律で認められた正当な権利です。今回は就業規則より優先される「民法の知識」や、円満退職に向けた5ステップ、実際に年...

保育士をサポート・支える仕事特集!保育補助や事務、運営スタッフなど多様な職種を紹介
保育士のサポート役として働きたいという方はいませんか?保育補助や事務、本社勤務の運営スタッフなどさまざまな仕事があるため、保育士さんを支える仕事を一挙紹介!異業種である保育士人材のキャリアアドバイザー...

保育士を辞める!次の仕事は?キャリアを活かせるおすすめ転職先7選!転職事例も紹介
保育士を辞めたあとに次の仕事を探している方に向けて、資格や経験を活かせる仕事を紹介します。ベビーシッターなど子どもと関わる仕事はもちろん、一般企業での事務職や保育園運営会社での本社勤務といった道も選べ...

病院内保育とは?働くメリットや1日のスケジュール、一般的な保育施設との違いについて紹介!
病院内保育とは、病院や医療施設の中、または隣接する場所に設置されている保育園のことです。保育園の形態のひとつであり、省略して院内保育と呼ばれることもあります。転職を考えている保育士さんの中には、病院内...

フリーランス保育士として自分らしく働くには。働き方、収入、仕事内容からメリットまで解説
保育園から独立して働くフリーランス保育士。具体的な仕事内容や働き方、給料などが気になりますよね。今回は、特定の保育施設に勤めずに働く「フリーランス保育士」についてくわしく紹介します。あわせて、フリーラ...

保育園の調理補助に向いている人の特徴7選!きつい・覚えられないの不安を解消
保育園の調理補助は、日々の料理スキルを活かしつつ、それ以上にルールを徹底できることが求められる仕事です。家庭での料理と異なり、現場では栄養士が作成した献立や、厚生労働省が定める厳格な衛生管理基準(大量...

子どもと関わる看護師の仕事10選!保育園など病院以外で働く場所も紹介
子どもに関わる仕事がしたいと就職・転職先を探す看護師さんはいませんか?「小児科の経験を活かして保育園に転職した」「看護師の資格を活用してベビーシッターをしている」など保育現場で活躍している方はたくさん...

【2026年最新版】保育士から転職しやすい異業種13選!メリット・デメリット、資格の活かし方
保育士から異業種に転職して新たな一歩を踏み出したい!という方もいるでしょう。今の環境を変えてキャリアチェンジすることで仕事へのモチベーションがupするかもしれません。今回は保育士から異業種に転職しやす...

【保育士の意外な職場30選】一般企業・病院からフリーランスまで!珍しい求人総まとめ
保育士資格を活かして働ける意外な職場は多く、病院、一般企業、サービス業などたくさんあります!今回は、保育園以外の転職先として人気の「企業内・院内保育」から異業種の「フォトスタジオ」「保育園運営本部」ま...

【2026年最新版】幼稚園教諭免許は更新が必要?廃止や有効期限切れの場合の対処法をわかりやすく解説
幼稚園教諭免許更新制については、2022年7月1日に廃止されました。以降は多くの教員免許が「更新不要・期限なし」として扱われるようになりました。ただし、制度廃止前にすでに失効していた免許状には、再授与...

保育士が児童発達支援管理責任者(児発管)になるには?実務経験や要件、働ける場所など
保育士の実務経験を活用して目指すことができる「児童発達支援管理責任者(児発管)」について徹底解説!多くの障がい児施設で人材不足が続いているため、児童発達支援管理責任者(児発管)を募集する施設が多数!2...

幼稚園教諭からの転職先18選!資格を活かせる魅力的な仕事特集
仕事量の多さや継続して働くことへの不安などを抱え、幼稚園教諭としての働き方を見直す方はいませんか。幼稚園教諭の転職を検討中の方に向けて、経験やスキルを活かせる18の職場を紹介します。保育系の仕事から一...

【2026年最新】放課後児童支援員の給料はいくら?年代別の年収やこの先給与は上がるのかを解説
放課後児童クラブや児童館などで働く資格職「放課後児童支援員」の平均給料はいくらなのでしょうか。放課後児童クラブで働く職員は資格の有無を問わず「学童支援員」と呼ばれ、給与が低いイメージがあるようですが、...

【2026年最新】保育士の給料は本当に上がる?5.3%賃上げや「上がらない」と感じてしまう理由
「処遇改善で給料が上がるって聞いたのに、実感がない…いつ上がるの?」そんな声が保育現場から聞こえる中、政府は保育士の人件費を2025年までには10.7%、2026年には5.3%の引き上げを発表!処遇改...

私って保育士に向いていないかも。そう感じる人の7つの特徴や性格、自信を取り戻す方法
「せっかく資格を取ったのに、保育士に向いていない気がする」仕事に誠実に向き合っているからこそ、このような不安を感じてしまうものです。保育士に向いていないと感じる原因は、あなたの能力不足ではなく「職場環...

ベビーシッターとして登録するなら「キズナシッター」を選びたい理由トップ5
ベビーシッターとしてマッチングサービスに登録する際に、サイト選びに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。収入や働き方の安定性、サービスごとの特徴や魅力も気になりますよね。本記事ではそんななか「キズナ...

子育て支援センターで働くには?職員になるための資格や保育士の役割・仕事内容をわかりやすく解説!
子育て支援センターとは、育児中の保護者と子どもをサポートする地域交流の場。保育士経験者は資格を活かして働けるため、転職先のひとつとして考えることも大切です。今回は、職員になるための資格や保育士の役割、...

ベビーシッターになるには資格なしでOK!未経験から始める3つの方法と手順
共働き世帯の増加に伴い、需要が高まっているベビーシッター。ベビーシッターになるには、無資格・未経験からでもスタートできます。働き方には「マッチングサイト(個人事業主)」「派遣会社」「パート・アルバイト...

【2026年最新】子育て支援員とは?資格取得の方法・研修、仕事内容などについて解説
「子育て支援員」は、保育や福祉の現場で子どもたちの成長を支える重要な資格です。2026年現在、放課後児童クラブや保育園では人材不足が続いており、子育て支援員のニーズはますます高まっているようです。この...

【2026年版】保育士の転職時期はいつ?年度途中の退職・4月入職のスケジュール
「そろそろ転職したいけれど、いつ動くのが一番いいんだろう…?」そんな不安を感じている保育士さんにとって、安心して転職を進められるベストタイミングは4月(=3月末退職)です。今回は、4月転職が最適な理由...

【2026年版】幼稚園教諭免許の更新をしていない!期限切れや休眠状態の対応、窓口などを紹介
所有する幼稚園教諭免許が期限切れになった場合の手続きの方法を知りたい方もいるでしょう。更新制の廃止も話題となりましたが、更新していない方は今後の対応方法をくわしく把握しておくことが大切です。今回は、幼...

【2026年最新】調理師の給料、年収はどれくらい?仕事内容や求人、志望動機なども徹底解説
子どもたちが毎日口にする給食やおやつを作る保育園の調理師。保育園で常勤として働く場合、年収は300万円以上が相場のようです。さらに、保育園調理師なら成長する子どもの身体づくりを助ける存在として、やりが...

インターナショナルスクール保育士の給料相場を独自の求人データから詳しく解説
「英語を活かしたい」「年収を上げたい」と考える保育士さんにとって、インターナショナルスクール(インター)は魅力的な選択肢です。しかし、給与体系や評価基準は園によって大きく異なるため、事前の情報収集が転...

【2026年】保育士の借り上げ社宅制度とは?自己負担額と同棲・結婚後の条件を解説
保育士さんの家賃負担を軽減する「借り上げ社宅制度」。2025年度の制度改正で利用条件が変わり「制度がなくなる?いつまで使える?」「結婚してもOK?」といった疑問や不安も多いようです。本記事では、制度の...

児童館職員になるには?必要な資格やなり方、仕事内容や給料を解説
児童館職員になるには、無資格でも問題ありませんが、保育士や教員免許などの資格を持っているとさらに有利です。地域の子どもたちへの遊び場の提供や育児相談などを行う児童館、その職員について解説します。放課後...

病児保育の仕事内容とは?必要資格や1日の流れ、給料、働くメリット&デメリット
病児保育士とは、風邪などの病中や回復期で集団生活が難しい子どもを専門に預かる保育士です。保護者のピンチを支える施設別の仕事内容やスケジュールを現場の動画を交えて紹介!給料事情や感染リスク等のリアルな体...

【2026年度】保育士の給料と年収の今後は?5.3%賃上げと処遇改善の仕組み
2026年度、保育士の給与は5.3%の追加引き上げが決定しました。正社員の平均年収は約407万円、パート時給は1,370円へと改善しています。しかし、国からの手当は園を経由して配分されるため、「手取り...

保育園の事務仕事がきつい理由TOP5!仕事内容や給料、業務で楽しいと感じることも紹介
保育園で事務職の仕事を知りたい方必見!仕事に就いてから後悔しないように、今回は、保育園事務の仕事内容や業務がきつい理由・楽しいと感じることTOP5をわかりやすく紹介します。給料や待遇、採用に向けた面接...

新生児介護職員として無資格で働くには?病院や乳児院などでの仕事について
新生児介護職員など、新生児のケアに携わる仕事に関心を持つ方には、無資格でも働けるのか気になる方がいるかもしれません。基本的に「新生児介護職員」という職種はありませんが、新生児のケアに関わる仕事を指すこ...

病児保育士になるには資格が必要?未経験からのルート・給料・職場診断も公開
病児保育士は、保育士資格があれば未経験からでも挑戦できる働き方のひとつ。現場で役立つ認定病児保育スペシャリストなどの民間資格、気になる給料事情を徹底解説。さらに、自分に合う職場がわかる診断や病児保育室...

乳児院とは?果たす役割や子どもの年齢、現状と今後の課題など
乳児院とは、なんらかの理由で保護者との生活が困難な乳児を預かる施設です。一時保護やショートステイで滞在する場合もあり、保育士の求人もあります。そんな乳児院とはどんな施設なのか、厚生労働省の資料をもとに...

新しい働き方「総合職保育士」とは?仕事内容や働くメリット、給料事情など
総合職保育士という働き方をご存じでしょうか?近年注目されはじめている新しい働き方で、保育士以外の職種にキャリアを転換しやすいことが特徴です。今回は、総合職保育士について、仕事内容や給料事情、キャリアコ...

乳児院で働く職員の一日の流れは?仕事内容や年間行事、早番~夜勤の勤務時間まで
乳児院で働く職員の一日の流れや仕事内容とはどのようなものなのでしょうか。乳児院は24時間365日子どもたちを養育する施設であることから、交代制の勤務形態がほとんどです。今回は乳児院で働く職員の一日の流...

乳児院の給料はいくら?職員の資格別に平均給与を確認しておこう
乳児院は乳幼児期に適切な養育が受けられない乳児を保護し、健全な育成を図るための施設であり、医師や看護師、保育士などさまざまな資格を持つ職員が働いています。そんな乳児院の給料事情について、詳しく知りたい...

乳児院でボランティアとして活動したい!活動内容やボランティアを探す方法を紹介
乳児院は乳幼児期に適切な養育が受けられない乳児を保護し、健全な育成を図るための施設です。社会的に大きな意義のある施設だからこそ、その力になりたいとボランティアとしての活動を希望する場合もあるでしょう。...

保育士さんが乳児院を辞めたい理由。働き方や悩み、ひどいと感じる時とは
乳児院で働く保育士さんが辞めたいと感じるのはどんなときでしょうか。勤務体制、保育の内容などさまざまな問題で、ひどい・つらいと思うことがあるかもしれません。また、保育をする上で乳児院ならではの難しさもあ...

乳児院で働く看護師とは。役割や仕事内容、給料事情など
看護師資格を活かして働ける転職先の一つとして、乳児院を検討している方もいるかもしれません。しかし、そもそもどんな施設で、病院や保育園での仕事内容とどう違うのかなど気になりますよね。今回は、乳児院で働く...

保育において欠かせない養護とは?乳児期と幼児期のねらい
保育における養護は、子どもたちの健康管理を担うという役割だけではなく、子どもたちの心身の健やかな成長を支えるという大切な要素も含まれています。けれども、具体的な内容や対応の仕方について戸惑う方も多いの...

保育園における乳児保育について知っておこう。概要や保育士さんの役割
保育園で行なう乳児保育とは、どういったものなのでしょうか。乳児保育に興味を持っていながら、自分に向いているのか気になっている人もいるでしょう。今回は、保育園における乳児保育について、概要や保育士さんの...

乳児保育に興味がある保育士さん必見!やりがいや大変なこと
乳児保育に興味があるという保育士さんもいるのではないでしょうか。乳児保育とはどのようなものなのか特徴などをおさえておくと、就活の際に役立つかもしれません。今回は乳児保育を担当する保育士さんが感じる、や...

乳児向けのふれあい遊び。ねらいや効果、保育園で楽しめる人気の手遊び歌
乳児クラスでのコミュニケーションにぴったりなふれあい遊び。0歳児や1歳児、2歳児の子どもたちは、保育士さんとスキンシップを取りながら、わらべうたや手遊び歌を楽しんでくれるかもしれません。今回は、保育園...

【35選】乳児向けの室内遊びまとめ。保育のねらいや、ゲーム・製作など春夏秋冬のアイデア
雨の日や冬の寒い日、夏の日差しの強い日などは、保育園で乳児さんと室内遊びを楽しみましょう。今回は乳児(0歳児・1歳児・2歳児)クラスで楽しめる運動やゲーム性のある遊び、製作遊びのアイデア35選を紹介し...

保育士に人気の乳児保育。0~2歳児の赤ちゃんとの接し方や、働く上での魅力とは?
0~2歳児の赤ちゃんのみを対象とした乳児のみの保育園、なかでも小規模保育が、ここ数年で驚くほど増加しているのはご存じでしょうか?2017年3月の時点で設置数は2,553件。ここ2年間で約1.5倍ほど増...

乳児保育の現場での子どもの名前を呼ぶねらいとは?名前を覚えるための遊びも紹介
乳児保育の現場で、日常的に子どもの名前を呼びますが、そこには子どもの安心感を育み、信頼関係を築くための重要な役割が込められています。そもそも名前を呼ぶという行為は、子どもにどのような影響を与えるのでし...

資格なしで新生児ケアアシスタントとして働くには?新生児ケアに携わるために知っておきたいこと
保育関係の資格なしでも「新生児ケアアシスタント」という仕事に興味を持つ方がいるかもしれません。新生児ケアに関わる職種はさまざまありますが、実際には資格が必要な職種が多いのが現状です。今回は、資格なしで...

認定病児保育専門士になりたい!資格の取り方や役割など
病児保育における専門的な知識を持つ認定病児保育専門士。この資格を取得することで、保育士としてのキャリアが広がり、病児・病後児保育室などの活躍の場が一層増えるでしょう。この記事では、認定病児保育専門士の...

認定病児保育スペシャリストの資格の活かし方!就職に有利な仕事は?
認定病児保育スペシャリストの資格を活かして働きたいと考えている保育士さんもいるでしょう。保育士として、資格で得た知識を使える場面もあるかもしれません。今回は、認定病児保育スペシャリストの資格を持ってい...

【例文あり】病児保育士に転職したい!志望動機の書き方や働くメリットなど
発熱や病気で、保育園に登園できない子をスポットで預かるのが「病児保育施設」です。そんな病児保育士へ転職したい!でも、どうアピールすればよい?と、志望動機でつまずく保育士さんもいるようです。今回は、病児...

職場としての認定こども園の種類、保育士の働きやすさ
「認定こども園」とは、保育所と幼稚園それぞれの良さを生かした施設のことです。なんとなく知っていても、具体的な定義や仕事内容まで説明できる保育士さんは少ないのではないでしょうか?今回のコラムでは、認定こ...
- 同じカテゴリの記事一覧へ
保育士配置基準の見直しや緩和
2016年に施行された「保育所等における保育士配置に係る特例」によって、待機児童が解消し保育の受け皿の拡大が一段落するまでの緊急的な対応として保育士の配置基準が緩和されました。
では、制度の内容について詳しく見ていきましょう。
朝夕など児童が少数となる時間帯の配置人数
朝夕などの子どもが少ない時間であっても保育士2人が必要とされていましたが、そのうち1人を子育て支援員研修を修了した人に代替することができるようになりました。
幼稚園教諭や小学校教諭などを保育士としての活用
幼稚園教諭や小学校教諭、養護教諭の免許を持っている方を保育士としてカウントできるようになりました。
ただ、幼稚園教諭は3歳以上児、小学校教諭は5歳児を保育することが望ましいとされており、保育をするうえで必要な研修の受講が必要です。
開所時間における配置人数
8時間を超えて開所している保育園では最低基準上必要となる保育士数について、一定の研修を受けた「子育て支援員」を保育士としてカウントできるようになりました。
保育士2人のうち1人は子育て支援員研修を修了した方が配置職員として代替えが可能です。
保育士の配置基準の計算方法とシミュレーション
実際の保育園ではどれくらいの保育士が必要になるのでしょうか。ここでは、自身の働いている園が配置基準を満たしているかを確かめられるように計算方法のシミュレーションを、流れとともに紹介します。
1.園の定員を確認する
園の定員は保育士の最低配置基準を確認するためにとても重要なものです。ここでは、0~5歳児まで預かる保育園を想定します。年齢ごとに割り切れるような数字で定員を以下のようにおきます。
0歳児:9人
1歳児:12人
2歳児:12人
3歳児:20人
4歳児:30人
5歳児:30人
定員113人という大きめの認可保育園と仮定します。
2.保育士の配置基準で定員を割る
次に、国が定める配置基準をもとに、保育士が何人必要なのかを計算します。各年齢の定員を配置基準で割ることで必要な保育士の人数を算出することができます。
今回は割り切れる数字を設定していますが、もし割り切れずに小数点が発生した場合には小数点以下を四捨五入して計算します。
<国が定める配置基準>

国が定める基準をもとに計算すると、結果は以下のようになります。
<仮定の配置基準との割り出し>
0歳児:9人÷3→保育士3人
1歳児:12人÷6→保育士2人
2歳児:12人÷6→保育士2人
3歳児:20人÷20→保育士1人
4歳児:30人÷30→保育士1人
5歳児:30人÷30→保育士1人
以上より、最低でも合計で10人の保育士が必要ということがわかります。
また、認可保育園の場合は常に2人の保育士が園にいなければならないため、その点を考慮して配置人数を計算することも大切ですね。
保育士の配置基準は改定内容を把握し、状況の変化をチェックしよう
国が定めた配置基準において「もっと保育士の人数を増やすべき」という声が高まっている現在。
これから保育士を取り巻く環境が変化することが考えられます。
状況の変化をチェックしながらこれからどんな風に働いていきたいのか、自身の働き方を見直すことも大切ですね。
保育士バンク!ではあなたがやりがいをもって働ける職場をご紹介いたします。
「もっと子どもと丁寧に関わりたい」「保育観が合う職場で働きたい」など希望がございましたら、まずはご相談ください。
あなたが輝ける職場がきっとあるはず!専属のキャリアアドバイザーがご対応させていただきますのでお問い合わせお待ちしています。
出典:2024年度こども家庭庁予算案のポイント/子ども家庭庁
出典:児童福祉施設の設備及び運営に関する基準/厚生労働省 小倉大臣記者会見(2023年4月11日)
出典:認可外保育施設に対する指導監督の実施について/厚生労働省
出典:保育所等における保育士配置に係る特例【平成28年4月から実施】/厚生労働省

保育士バンク!の新着求人
お住まいの地域を選択して、最新の求人情報をチェック!















































