保育園で盛り上がるような出し物ネタを、いくつかストックしておきましょう。発表会や誕生日会などあらゆる行事で出し物をすれば、より楽しい思い出として子どもたちの心に残りそうですね。今回は、保育園で使える出し物のアイデアを、保育士さん向けと子ども向けに分けて紹介します。また、出し物を選ぶときのポイントもまとめました。
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■目次
保育園の行事用に盛り上がる出し物をストックしよう
保育園では、子どもたちが楽しみにしているクリスマス会やハロウィン会など、一年を通してさまざまな行事を開催することでしょう。
行事のなかで保育士さんや子どもが出し物をするにあたって、どのような内容にしようかとネタ切れになることがあるかもしれません。
子どもや見に来てくださっている保護者の方も盛り上がるような演出ができるとよいですね。
そこで今回は、保育園で盛り上がるような出し物のアイデアをピックアップしました。
保育園で使える!盛り上がる出し物【保育士編】
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まずは、保育士さんが披露する出し物のネタを紹介します。
シアター
行事の物語やオリジナルのストーリーをモチーフに、さまざまなシアターを行なってみましょう。
子どもに人気のあるキャラクターを登場させても盛り上がりそうですね。
新聞紙シアター
新聞紙で作った帽子や服などを保育士さんが身に着け、物語を進めてみましょう。
新聞紙を子どもの目の前で折ったり破ったりしてもよいですね。
以下の記事を参考に、新聞紙で作ったサムライの刀を用いても盛り上がるかもしれませんよ。
スケッチブックシアター
スケッチブックに直接絵をかいたり、登場人物を作って貼ったりして、シアターを作ってみましょう。
モチーフがスケッチブックから飛び出すような仕掛けを施したり、手品のような仕掛けを作ったりと、保育士さんのひと工夫でより演出が盛り上がりそうです。
ブラックライトシアター
室内の照明を落とし、黒い布を貼ったパネルの上にブラックライトをあてながら物語を進めます。
モチーフは、パネルシアター用の不織布に蛍光絵の具で色を塗って作成します。
カラフルに浮かび上がるモチーフが幻想的できれいですよ。
クイズ大会
保育士さんが問題を出題します。
年長児であれば、出題側に立っても楽しめそうですね。
まるばつクイズ
まるとばつが描かれたペープサートを使うほか、広いスペースを確保できそうなら床に線を引いて正解だと思うスペースに移動するという方法も。
「好きな食べ物は〇〇です。」など、保育士さんや誕生児のプロフィールに触れるような出題をしてもよいですね。
シルエットクイズ
最初はシンプルな形からスタートするとよいでしょう。
子どもの想像力が膨らむように、あらかじめいろいろな答えを用意しておいてもよいですね。
保育園で使える!盛り上がる出し物【園児編】
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ここでは、子どもが保護者の前などで披露する出し物のネタを紹介します。
合奏
発表会だけではなく、毎月のお誕生日会などでも合奏を取り入れてみませんか。
子どもに人気のあるアニメソングやヒットソングなどを演奏すると、盛り上がるかもしれません。
タンバリンやカスタネットなど子どもに馴染みのある楽器だけではなく、身近な素材で製作した楽器を使ってもよいですね。
劇
年長児クラスの場合は、保育士さんといっしょにオリジナルの物語を作ってもよいでしょう。
子どもに人気のあるキャラクターや、突発で保護者の方に参加してもらう演出をしても盛り上がるかもしれませんね。
ダンス
ユニークな振り付けにアレンジするなど工夫すれば、子どもが笑顔で楽しく踊れるかもしれません。
英語の曲を使うと、学びにもつながりそうですね。
ペープサート
小さくカットした画用紙に絵をかいて棒を貼りつければ、ペープサートの完成です。
保育中に子どもといっしょに準備することができますよ。
ペープサートの表と裏それぞれに絵をかけば、演出の幅が広がるでしょう。
手品
画用紙や新聞紙、ペットボトルなど、身近な素材で簡単に作れる手品もありますよ。
手品担当の子どもにだけこっそりタネを伝え、事前に練習を重ねましょう。
保育園で盛り上がる出し物を選ぶときのポイント
保育園で行なう出し物を何にしようか決めるときには、次に挙げることに注意するとよいでしょう。
季節感を意識する
季節に見合ったモチーフを使って出し物を行ないましょう。
取り入れる植物や昆虫なども、見られる時期が合っているか確認するとよいかもしれませんね。
年齢を考慮する
出し物を行なう側だけでなく、見ている子どもの年齢にも沿った内容のものを用意しましょう。
例えば、出し物でクイズを楽しむ場合は、最初は全員が正解できるように簡単な問題からスタートするとよいでしょう。
保育士の参加人数に合わせる
当日参加できる保育士さんの人数に合わせて出し物を選ばなければ、出し物の際に手が足りなくて思うように演出できないかもしれません。
少人数の保育士さんで出し物を担当する場合は、モチーフの少ないシアターや手品、クイズなどを行なうとよいでしょう。
開催日に間に合う内容にする
出し物を準備するにあたり、どのくらいの日程を要するのかあらかじめ計画を立てておきましょう。
準備期間があまりない場合は、子どもが製作できるような出し物や、クイズやゲームなど製作物が比較的少ないものにするとよいかもしれませんね。
出し物が盛り上がると行事がもっと楽しくなる!
今回は、保育園のさまざまな行事に使える出し物のアイデアを、保育士さん向けと子ども向けに分けて紹介しました。
保育士さん向けのネタでも、工夫次第で子どもといっしょに準備できそうです。
当日に向けて練習をするなど、準備をする段階から子どもといっしょに楽しみましょう!
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