「保育士になってみたい。でももう30代だし、未経験だし、本当にできるのかな…」そんな不安を抱えながら、保育士を目指そうか迷っている方も多いのではないでしょうか。保育士には年齢制限がなく、30代からでも十分にチャレンジできる職業です。今回は、通信講座や養成校、ハローワークを活用した資格取得ルートを解説!費用をおさえられる支援制度、無資格でも働ける保育補助や子育て支援員の働き方についてもまとめました。
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30代から保育士を目指したい!未経験からのチャレンジ体験談
30代になってから「保育士になりたい」と思っても、「今から勉強についていけるかな」「家庭や仕事と両立できるかな」と、不安に感じることもありますよね。
実際には、未経験からでも自分のペースで学び、保育士資格を取得している方がたくさんいます!
30代から資格を取得した方々の体験談の例を紹介します。
通信講座で保育士試験に合格!育児と両立した勉強法とは
子どもの頃から保育園の先生に憧れていて、いつかは保育士になりたいという気持ちをずっと持っていました。
しかし、大学では別の道を選び、そのまま就職。
保育の仕事とは関係のない生活を送っていましたが、出産・子育てを経験するなかで「やっぱり保育士になりたい」と強く思うようになり、試験に挑戦することを決めました。
保育士試験は筆記と実技の両方に合格しなければならず、出題範囲も広いので「本当に覚えられるかな…」と不安でした。
保育の基礎知識もなかったため、独学では厳しいと感じて、四谷学院の通信講座を選びました。
特に役立ったのは「演習トレーニング」です。間違えた問題を何度もやり直すことができて、自然と知識が定着していきました。
問題の解説も丁寧で、関連する情報も一緒に学べたのがありがたかったです。
テキストを読む前に講義動画を見るようにしていたのですが、授業を受けているような感覚で理解しやすく、約15分の動画だったのでスキマ時間にもぴったりでした。
子育てをしながらの勉強で時間の確保は大変でしたが、少しずつ取り組みを積み重ねていくうちに学習のリズムができて、無理なく続けられるようになりました。
そして試験までの10カ月、コツコツと取り組んだ結果、筆記も実技も一発で合格することができました。
合格後は、保育施設で働く夢に少し近づけた気がして、本当にうれしかったです。
保育士を目指す方法はひとつではありません。自分に合ったやり方で、一歩踏み出すことが大事なんだと思います。
ハローワークの職業訓練で保育士資格を取得
子育てを優先して仕事を辞めたあと、「もう一度働きたい」と思うようになり、保育士という仕事に興味を持ちました。
子育てで得た経験を活かして、人と関わる仕事にもう一度挑戦したいと思ったのがきっかけでした。
勉強を始めた当初は、久しぶりの学習に戸惑うこともありました。
特にピアノはまったくの未経験で、「本当に弾けるようになるのかな…」と不安になることもありましたが、丁寧な指導と毎日の練習を重ねるうちに、少しずつ自信が持てるようになりました。
また、同じ目標に向かって頑張る仲間の存在がとても心強かったです。お互いに悩みを共有したり、実習の準備を一緒に進めたりしながら、2年間の学びを乗り越えました。
無事に修了し、卒業と同時に保育士資格を取得できたときは、家族も一緒によろこんでくれました。子どもの成長をきっかけに、自分自身も一歩踏み出せたことが大きな自信につながりました。
今は保育園で働きながら、子どもたちと過ごす毎日にやりがいを感じています。
「子育てしてきたことは、決して無駄じゃなかった」と実感する日々です。ハローワークの職業訓練を受けると決めた、あの一歩が私にとって大きな転機になりました。
働きながら夜間の専門学校に通って保育士資格を取得
前の仕事で子どもと接する機会があり、「もっと子どもと深く関われる仕事がしたい」と感じるようになりました。そこから、保育士を目指すことを決意しました。
働きながら学ぶ必要があったため、自分の生活リズムに合った学校を探す中で、夜間部のある専門学校に出会いました。
見学に行った際、先生方や在校生のあたたかい雰囲気に触れ、「ここなら続けられそう」と感じたことが、入学の後押しになりました。
授業は週に4〜5日、夕方から夜にかけて行われました。
中でも印象に残っているのは、体育の表現活動。
グループでテーマに沿って構成を考え、音楽や動きを相談しながら何度も練習を重ね、本番に向けて取り組んだ時間は、クラスメイトとの絆を深める経験となりました。
空き時間には図書室で絵本やパネルシアターの資料を読み、実習の準備にも活かしました。
就職活動では、保育園と幼稚園の違いを自分なりに調べながら希望を整理し、先生に相談しながら園見学や面接に臨みました。
今後は、子どもや保護者から信頼される保育者を目指して、日々の保育を丁寧に積み重ねていきたいと思っています。
このように、30代からさまざまな方法で保育士資格を取得し、現場で活躍しています。
資格を取るべきか迷われている方は、新しい一歩を踏み出してみましょう。
保育士の年収・給料・働ける施設を確認
保育士として働き始める場合に気になるのが「実際の収入」や「どんな施設で働けるのか」といった就労環境についてです。
ここからは、就職後のイメージが具体的に持てるように保育士の平均年収や勤務先の種類などを紹介します。
年収・月額給料
保育士さんの平均年収・月額給料は…
保育士さんの給与は安いというイメージを持たれている方が多いかもしれませんが、経験を積むことで徐々に給与アップが期待できるでしょう!
また、保育士さんの平均初任給は…
初任給はさほど高くはないようですが、住宅手当の支給や給食費の免除される場合があり、福利厚生の充実している園もあるでしょう。
会員登録・相談無料保育士バンク!で転職相談保育士が働ける施設
保育士が活躍できる現場は幅広く、ライフスタイルや働き方に合わせて職場を選ぶことも可能です。
ここでは、保育士資格を活かして働ける施設をピックアップして紹介します。
- 保育園
もっとも一般的な勤務先。0〜5歳の子どもを対象に、日常生活の援助や集団生活の支援を行います。園の方針によって雰囲気はさまざまです。 - 認定こども園
保育と教育が一体化した施設。保育士資格と幼稚園教諭の両方を持つ方が活躍している場合が多いようです。保育園や幼稚園から移行した認定こども園がたくさんあります。 - 児童養護施設・乳児院
家庭での生活が難しい子どもたちを支援する施設。保育だけでなく、生活全体に寄り添う役割を担うため、福祉の視点も必要とされます。シフト制勤務が多いのも特徴です。 - 病児・病後児保育施設
病気の回復期などで集団保育が難しい子どもを一時的に預かる施設。体調への配慮や医療スタッフとの連携が必要です。 - 企業内保育所・院内保育所
企業や病院が従業員のために設置した保育施設。比較的小規模なことが多く、ゆったりとした保育ができる一方で、夜間・休日保育があるケースもあります。 - 放課後児童クラブ(学童保育)
小学生を対象に、放課後の生活や遊びを見守る施設。保育士資格は必須ではありませんが、有資格者として採用されるケースも増えています。
この他にもさまざまな施設で働けるため、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
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30代から保育士を目指すなら?保育士試験vs養成校vsハローワーク
保育士を目指すためにどのような方法があるのかチェックしていきましょう。
保育士試験ルート・養成校ルート・ハローワークの職業訓練ルートの3つを紹介します。メリット&デメリットをふまえて、自分が進むべき道を考えてみてくださいね。
【最短5カ月】保育士試験ルート
社会人や主婦の方から人気の高いのが、「保育士試験ルート」です。
自宅で学習しながら「独学」または「通信講座」などを利用し、資格取得を目指すことができます。
保育士試験は、以下のいずれかの条件を満たしていれば、年齢にかかわらず誰でも受験が可能です。
- 大学・短期大学・専門学校の卒業者
- 1991年3月31日以前に高等学校を卒業した方(※2025年時点で52歳以上の方)
- 高校卒業後、児童福祉施設などで所定の実務経験がある方(2年以上かつ2880時間以上)
- 中学校卒業後、児童福祉施設などで所定の実務経験がある方(5年以上かつ7200時間以上)
試験は、筆記試験(全9科目)のクリア後に実技に挑戦し、音楽・造形・言語の3分野から2つを選択して、受験します。
ピアノが苦手な場合は造形・言語を選択するなどの対応ができます。
試験の合格率は例年20%と難易度が高いと言われていますが、しっかり学習を進めれば、合格することは可能です。
また、筆記試験は科目ごとの合格は3年間有効なため、一度で全てに合格できなくても、数年かけて計画的に取得するとよいでしょう。
保育士試験ルートのメリット
- 社会人経験を活かして学べる
これまでの仕事で身につけた時間管理や段取りの力は、試験日までの学習計画を立て、継続する際に役立つでしょう。 - 子育てや仕事と両立しながら勉強を進めやすい
通学の必要がなく、自宅学習を中心に自分のペースで取り組めるため、日中は子育てや仕事をしながら、夜間やスキマ時間に学ぶスタイルが選べます。
- ライフスタイルに合わせて柔軟に挑戦できる
保育士試験は必ず一発で合格しなければならないものではありません。「科目合格制度」があるため、まずは取り組みやすい科目から受験し、数年かけて合格を積み重ねていくことも可能です。
保育士試験ルートのデメリット
- スケジュール管理をすべて自分で行う必要がある
独学で挑戦する場合は、学習の進め方や試験対策のスケジューリングをすべて自己管理する必要があります。目標を立てても継続が難しいと感じる方は、サポート体制のある通信講座などを検討するとよいでしょう。
- 実技試験への対策が不安になりやすい
音楽や造形、言語の実技試験は、3つから2つの分野を選んで受験します。対策が難しいと感じることもあるでしょう。自分の得意分野を把握したうえで選択することがポイントです。
- 実習経験がないまま就職活動に進むこともある
保育士試験ルートでは、養成校のような実習がないため、現場経験ゼロで就職活動に臨むケースもあります。現場に慣れておきたい場合は、保育補助などの仕事で経験を積むのも一つの方法です。
【最短2年】ハローワークの職業訓練ルート
保育士を目指すルートの一つとして、ハローワークを通じた職業訓練があります。
各自治体が実施している制度で、民間の教育訓練機関(専門学校など)と連携しながら、保育士資格の取得を支援する取り組みです。
受講料は原則として無料で、費用をおさえて学べる点が魅力です。ただし、教科書代や実習に必要な材料費などが自己負担となる場合もあります。
たとえば、北海道の2025年の募集要項では、以下のような条件を満たした方が対象となります。
- 高卒以上(高等学校卒業程度認定試験合格者を含む)
- ハローワークに求職申込みをしており、公共職業安定所長からの受講指示・推薦・支援指示を受けられる方
- 国家資格などの習得を通じて正社員就職を目指す意思がある方
- ジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングを受け、必要性が認められた方
- 過去1年以内に他の公共職業訓練を受講していないこと
- 過去に長期高度人材育成コースを受講していないこと
訓練の実施時期や選考内容は自治体ごとに異なるため、最新情報は管轄のハローワークや自治体ホームページで確認しましょう。
ハローワークの職業訓練ルートのメリット
- 費用をおさえて学べる
受講料は原則無料で、経済的な負担を最小限におさえて保育士を目指せます。専門学校などに入学するよりも安価で学べるのが魅力です。
- 国家試験なしで資格取得を目指せる
職業訓練の多くは、保育士養成施設として認定された専門学校などで実施されており、2年間の課程を修了すれば、保育士国家試験を受けずに資格取得が可能です。
- 就職支援や給付制度が利用できる
訓練前後のキャリア相談に加え、条件を満たせば職業訓練受講給付金や失業給付などの支援制度も活用できます。資格取得から就職まで一貫してサポートを受けられる点がポイントです。
ハローワークの職業訓練ルートのデメリット
- 応募条件や定員に制限がある
職業訓練には受講資格が設けられており、誰でも自由に申し込めるわけではありません。たとえば「高卒以上」「過去1年以内に他の職業訓練を受けていない」などの条件を満たす必要があります。
- 地域によって訓練の有無や内容が異なる
保育士養成科がすべての地域で実施されているわけではなく、訓練内容や開始時期も自治体によって大きく異なります。希望するエリアで募集が行われていないこともあり、受講を断念せざるを得ないケースも考えられます。
- 平日日中の通学が前提になる
訓練は基本的に平日の昼間に実施されるため、子育て中の方やパートタイムで働いている方にとっては時間の調整が難しくなることもあります。生活との両立をどうするか、家族の理解やサポートが必要になる点も注意が必要です。
【最短2年】通信制・夜間部の養成校通学ルート
「保育系の学校で学び直したい」「試験勉強だけでなく、実際の現場も体験しながら資格を取りたい…」といった方に選ばれているのが、通信制や夜間部のある保育士養成校への通学ルートです。
大学・短期大学・専門学校などの養成施設を卒業することで、保育士試験を受けることなく資格取得が可能です。
幼稚園教諭免許状(一種または二種)も同時に取得できる学校も多く、就職先の幅が広がるのも魅力です。
社会人の場合は、主に「通信制」や「夜間部」のある学校を選ぶケースが多く、それぞれのスタイルに応じた通学方法があります。
【通信制の場合】
在宅学習が中心で、スクーリング(年間5〜10日)と実習(約20日間)を組み合わせて学びます。動画教材やレポート提出、Webテストなどを活用しながら、自分のペースで学習を進められます。
【夜間部の場合】
平日夜(18:00〜21:00頃)を中心に週5日通学する形式です。学校によっては土日中心の授業もあります。対面ならではの実技指導やグループワークが充実しており、実践力を高めたい方に向いています。
どちらのスタイルでも保育実習は必須で、約20日以上の参加が必要です。学校によっては日程の相談もできるため、ライフスタイルに合わせた通学が可能です。
通信制・夜間部の養成校に通学するメリット
- 卒業と同時に保育士資格を取得できる
国家試験に挑戦しなくても、必要な単位と実習を修了すれば自動的に保育士資格が取得できるため、学習を積み重ねれば確実にゴールにたどり着ける安心感があります。
- 実習を通じて現場力が身につく
保育所や施設での保育実習が必須のため、子どもと実際に関わる経験を重ねながら、現場での動き方や子どもとの接し方を体得できます。就職活動時のアピール材料にもなるでしょう。
- 通学スタイルを選べて生活と両立しやすい
通信制なら自宅学習を中心に、自分のペースで進めることができます。夜間部なら、日中の仕事や子育てを続けながら平日夕方以降の通学で学べるため、ライフスタイルに合わせやすいのが魅力です。
通信制・夜間部の養成校に通学するデメリット
- 卒業までに時間がかかる
通信制でも夜間部でも、卒業までは最短で2年、大学なら4年かかることもあります。すぐに保育士として働きたい方にとっては、長く感じるかもしれません。
- 学費の負担が比較的大きい
試験ルートと比べて、通信制・夜間部ともに学費が60〜180万円程度かかる場合があります。まとまった費用が必要になるため、事前にしっかりと計画しておくことが大切です。
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保育士資格取得に最大40万円の補助あり!?
「保育士になりたいけれど、学費が高くて不安…」と感じていませんか?
大学や専門学校への通学、試験対策講座など、資格取得にはある程度の費用がかかりますが、国や自治体が行っている費用支援制度が複数あります。
上手に活用すれば、最大で年間40万円以上の補助を受けられることも!
ここでは、特に知っておきたい3つの支援制度を紹介します。
働きながら学びたい人に「教育訓練給付金」がおすすめ
厚生労働省が実施している「教育訓練給付制度」は、雇用保険の加入歴がある方が対象の支援制度です。
保育士資格に関連する講座が開催されており、条件を満たすと受講費用の一部が支給されます。
制度には3種類があり、それぞれ対象や給付額が異なります(※2025年7月時点)。
- 一般教育訓練給付金
対象講座の費用の20%(上限10万円)を支給。通信講座など、保育士試験対策講座の多くが対象となります。 - 特定一般教育訓練給付金
再就職を後押しする講座が対象で、費用の40%(上限20万円)。修了後に就職すれば最大50%(上限25万円)まで補助されます。 - 専門実践教育訓練給付金
保育士養成校(大学・短大・専門学校など)での学びが対象。受講費用の50%(年間最大40万円)に加え、修了後に保育士として働けばさらに20%(上限16万円)が加算されます。
どの講座が給付対象かは、ハローワークや厚労省の「教育訓練講座検索システム」で確認してみましょう。
学費をおさえたい人は「保育士修学資金貸付制度」をチェック
保育士を目指す学生をサポートするため、各自治体では無利子の貸付制度を設けています。これは「保育士修学資金貸付制度」と呼ばれ、主に養成校への通学者が対象です。
たとえば、東京都の制度(2025年7月時点)では、以下のような支援が用意されています。
【貸付内容】
入学準備金:最大20万円
修学資金:月額5万円(2年間まで)
就職準備金:最大20万円
【対象者の条件(一例)】
・東京都在住のひとり親家庭の方(児童扶養手当受給者など)
・所得が一定水準以下であること
・保育士養成課程に6カ月以上在籍予定であること
卒業後に指定された施設で一定期間働けば返済が免除される点。実質的に“返さなくてよい奨学金”として利用できるケースも多くあります。
制度の内容や条件は地域によって異なるため、自治体の公式サイトで最新情報を確認ください。
ひとり親の方は「高等職業訓練促進給付金」を使える
ひとり親家庭を対象とした「高等職業訓練促進給付金」は、看護師や保育士などの資格取得を支援する制度です。
就労に結びつきやすい専門資格を目指す方に向けて、学習期間中の生活支援を行うしくみになっています。
例として、福岡県の支給内容(2025年7月時点)は以下の通りです。
支給額(月額)
非課税世帯:月10万円(最終年は14万円)
課税世帯:月7万500円(最終年は11万500円)
修了時の一括支給(修了支援給付金)
非課税世帯:5万円
課税世帯:2万5千円
対象者の主な条件
・児童扶養手当の受給者または同等の所得水準
・保育士資格取得のために6カ月以上養成機関で学んでいる
・就業や育児との両立が困難と認められる場合
この制度も自治体ごとに運用の違いがあります。詳細は、お住まいの市区町村に問い合わせるか、自治体のホームページで確認しましょう。
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保育士資格取得を目指している途中の人にもぴったりの働き方です。
現場で経験を積むうちに、「やっぱり資格を取りたい」という気持ちが芽生えたら、働きながらの資格取得も十分に可能です。
保育士バンク!に無料会員登録転職先を紹介してもらう短期間の研修を受けて子育て支援員として働く
保育に関わる仕事を始めるにあたって、まずは基礎的な知識を身につけたいと考える方には、「子育て支援員研修」として働く方法を検討してみましょう。
子育て支援員とは、都道府県や市区町村が実施する研修を修了した人が得られる認定資格で、保育士資格がなくても保育施設などで働くことができる制度です。
研修は、保育・子どもの発達・安全管理などをテーマにした座学や演習を含む20時間程度のプログラムが中心です。
開催時期や方法(対面/オンライン)は自治体によって異なりますが、受講料は無料または低額のことが多く、受講しやすいのが特徴です。
修了後は、保育園などで働くことができるため、短時間で保育の知識や技術を学びたいという方にはぴったりかもしれません。
子育て支援員の求人を知りたい!保育士は30代からでも本当になれる?よくある質問Q&A
30代から保育士を目指すのは遅いのでは…?そんな不安を感じている方も少なくありません。よくある質問をまとめたので、参考にしてみてくださいね。
保育士資格に年齢制限はある?
保育士資格は国家資格ですが、試験の受験にも取得にも年齢の上限はなく、30代・40代・50代で目指す方も多数います。実際の保育現場でも、社会人経験や子育て経験が重宝されることも多いです。
保育士試験って難しい?何年かかる?
筆記試験(全9科目)と実技試験の両方をクリアする必要がありますが、科目合格制度があるため、数年かけて少しずつ進めることも可能です。
働きながら勉強を続ける人も多く、通信講座などを活用する人が増えています。
資格取得後の就職先や収入は?
就職先は保育園・こども園・児童福祉施設など、活躍の場は幅広いです。平均初任給は月額約21万8,400円です。
保育士未経験の男ですが30代から現場で働ける?
保育士は国家資格のため、性別に関係なく取得・就職が可能です。実際に、保育園やこども園で働く男性保育士もおり、年齢や性別を問わず保育の仕事に携わっています。
主婦が保育士を目指す最短ルートはなに?
試験勉強に集中できる環境であれば、半年〜1年ほどで合格している方がいます。
通信講座や市販のテキストを活用して独学する方も多く、受講料をおさえたい主婦層にも人気です。必要な受験資格(高卒以上など)を満たしていれば、いつでもチャレンジできます。
保育士は30代から目指しても遅くない!自分に合った方法で資格を取得しよう
30代から保育士を目指す方法はひとつではありません。
保育補助や子育て支援員から現場に入り、経験を積んでから資格取得を目指す人もいれば、通信講座や養成校で計画的に学習を進める人もいます。
大切なのは、自分の生活スタイルや学び方に合ったルートを選ぶこと。
30代からでも、今の経験を活かして保育士になることは十分に可能です。
また、資格取得後の働き方について不安がある方は、保育業界に特化した転職支援サービス「保育士バンク!」にお問い合わせください。
保育園や認定こども園の求人紹介はもちろん、面接対策や職場選びの相談も無料で受けられます。
保育士バンク!で転職相談無料で会員登録するなお、資格取得の勉強を進めたい方には、四谷学院の「保育士試験対策講座」をご検討ください。
初心者でもわかりやすい教材と丁寧なサポートで、多くの社会人・主婦の合格を後押ししています。
「保育の仕事がしてみたい」その気持ちが、最初の一歩。
年齢にとらわれず、自分らしい形で保育士を目指してみてくださいね。
出典:保育士になるには/こども家庭庁出典:保育士試験の実施状況(令和5年度)/こども家庭庁出典:令和7年試験案内/一般社団法人 全国保育士養成協議会出典:教育訓練給付制度/厚生労働省出典:魅力ある保育/東京都福祉局出典:福岡県出典:子育て支援員研修・映像教材/こども家庭庁
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