保育園でカードを使った遊びを取り入れてみましょう。「動物カード遊び」「カード遊びじゃんけん」「カードめくりっこ」などさまざまな種類がありますよね。今回は、保育園で楽しめるカードを使った遊び15選を紹介します。活動に取り入れるねらいも紹介しているので、保育計画や指導案を作成するときに参考にしてくださいね。
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■目次
保育園でカードを使った遊びを楽しむねらい
カードを使った遊びは保育園で盛り上がる活動のひとつ。
比較的簡単なルールが多く、カードをめくったり集めたりとさまざま楽しめます。
中には定番のトランプ遊びを保育に取り入れているという園もあるよう。
保育園でカードを使った遊びを取り入れるねらいは以下の通りです。
- カード遊びを通して色や形などを認識・識別する能力を育む
- 友だちとコミュニケーションを取りながらカード遊びを楽しむ
- ルールを守って遊ぶ楽しさを知る
保育園でカードを使った遊びを紹介するので、誕生日会やお楽しみ会などの行事の際も取り入れてみてくださいね。
【保育園でできるカードを使った遊び】動物カードまねっこ遊び
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動物のカードを使ってまねっこ遊びを楽しみましょう。
遊び方
1.「ぞう」「さる」「うさぎ」など、動物を描いたカードを子どもたちに1枚1枚見せます。
2.カードをめくるごとにみんなで動物のまねをします。
＜動作例＞
ぞう：腕を鼻に見立ててぶらぶらしながら歩く
さる：丸ができるように頭に両手をあててポーズをとる
うさぎ：両手の手のひらを頭にのせてぴょんぴょん飛ぶ
ポイント
動物の鳴き声や仕草をまねながら身体を動かしてみましょう。
「この動物の名前は知っているかな？」と聞いてからまねっこ遊びを楽しんでもよいですね。
【保育園でできるカードを使った遊び】ぴったんこカード
絵合わせカード遊びを楽しみましょう。
遊び方
1.同じ絵柄のカードを2枚ずつ作り、裏返しにして並べます。
2.一人ひとり順番にカードをひっくり返しながら同じ絵柄のカードを探して集めます。
3.同じ絵柄のカードを1組ずつ数えて、多かった人の勝ちです。
ポイント
クリスマス会やひな祭りなどでは、行事のモチーフとなる絵柄を描いたカードを作成するとよさそうです。子どもたちとカードを作った後に遊びに展開してもよさそうですね。
【保育園でできるカードを使った遊び】カード集めじゃんけん
グループ対抗でカード集めじゃんけんを楽しみましょう。
遊び方
1.「赤」「黄色」「青」3つのグループに分かれて、それぞれのグループで円をつくり、真ん中に空き箱を置きます。
2.「赤」「黄色」「青」の3色のカードをグループ一人ひとりが自分の手に持ちます。
3.スタートの合図で各チームの1人が集まり、じゃんけんをします。
4.じゃんけんで勝った場合、相手チームのカードを自分のチームの箱に入れます。
5.グループ内の全員がじゃんけんを終えるまで繰り返します。
6.自分のチームの箱の中に多くのカードが入ったグループの勝ちです。
ポイント
じゃんけんをする前に「はじめまして、○○です。」と自己紹介をしたり、一人ひとりがお気に入りのポーズをしてからじゃんけんしたりと、アレンジをするとさらに盛り上がりそうです。
また、手持ちのカードをたくさん用意しておいて、制限時間内に相手チームの人と自由にじゃんけんし、カードをたくさん集めた人の勝ちというルールにしてもよさそうです。
【保育園でできるカードを使った遊び】赤白カードめくり
紅白のチームに分かれてカードめくりを楽しみましょう。
遊び方
1.表面が「赤」、裏面が「白」のカードを数十枚用意して、両方の色のカードの数が均等になるよう、床に並べます。
2.「赤」「白」チームに分かれて「よーい、どん！」のスタートの合図とともに、相手チームの色が自分のチームの色になるようにカードをめくります。
3.「おわり」の合図後、めくったカードの色が多いチームの勝ちです。
ポイント
熱中して周りが見えない子がいるかもしれません。
友だちとぶつかったり、カードを引っ張り合ったりしないように、ルールを伝えてから行なうことが大切ですね。
ルール違反が見つかったときはゲームを中断し、ルールを守る大切さを再度伝えてから再開するようにしましょう。
【保育園でできるカードを使った遊び】探しもの競争
運動会などの競技にも取り入れられる探しもの競争を楽しみましょう。
遊び方
1.スタートラインに2列に整列します。
2.スタートとゴールの間の床に、ボールやフラフープなどの物を描いたカードを数枚並べます。
3.スタートの合図で走り出し、カードをめくって絵柄と同じ物を見つけて持ち、早くゴールした人の勝ちです。
4.ゴールしたら保育士さんが物を戻して次の組がスタートし、最後の組まで繰り返し行ないます。
ポイント
カードに描く絵柄は子どもたちが手で持って走れる大きさのものを選びましょう。
「〇〇先生の帽子」「園長先生の笛」など、似顔絵とアイテムを描いておくと面白くなりそうですね。
【保育園でできるカードを使った遊び】言葉探しゲーム
ひらがなの文字を使って言葉探しゲームを楽しみましょう。
50音のカードを使って言葉探しゲームを楽しみましょう。子どもたちがひらがなに親しむ、よい機会になりそうですね。
慣れてきたらチームに分かれて、交互にお題を出し合いながら楽しんでもよいですね。
【保育園でカードを使った遊び】トランプ
保育園でできる、トランプを使った遊びをさまざま紹介します。
トランプで遊ぼう♪たこ焼き
数字を覚えながら楽しめる遊びです。
なかなかルールが覚えられない子がいる場合は、保育士さんがいっしょに見守りながら行なうとよさそうです。
子どもに人気のトランプ遊び【ぶたのしっぽ】やり方、ルール
「ぶたのしっぽ」はトランプ遊びの定番ですよね。
真ん中にトランプを置くときに力を入れると、カードが曲がったり折れたりしてしまうため、そっと優しく置くように伝えるとよさそうです。
トランプで遊ぼう♪一休さん
ぶたのしっぽと似たルールの「一休さん」は名前の通り「1」「9」「3」の数字が重要なゲームです。集中力の向上に役立ちそうですね。
簡単！トランプ遊び♪7ぬきのやり方
ババぬきをアレンジした「7」ぬきのやり方です。
ババぬきとは違った楽しみ方をしたいときにおすすめの遊び方ですよ。
トランプ遊び「ダウト」
友だちとのやり取りを楽しみながらうそを見ぬくカードゲームです。
全員が嘘を見ぬくのが上手でなかなかゲームが終わらないこともあるよう。
制限時間を決めて持ち手のトランプが少ない人が勝ちにするなどのルールを、あらかじめ決めておくとよさそうです。
【トランプ遊び】ゴーフィッシュ|子どもと遊べるおすすめトランプ
友だちとやり取りしながら持ち手のトランプを減らしていく遊びです。
記憶力や駆け引きが求められるので難しいと感じる子がいるかもしれません。そんなときは保育士さんがサポートしながらいっしょに楽しんでみましょう。
トランプ遊び「うすのろ」
子どもたちに人気のスピード感のあるゲームです。
真ん中に置く小物は、子どもたちが手にとりやすいよう小さな物にするとよいですね。
子どもと一緒に簡単トランプ遊び【ブラックジャック】
数字への理解が深められるトランプ遊びのひとつです。
数の数え方や計算方法などの活動をした後に行なうとよさそうですね。
お家で遊べるトランプ遊び【神経衰弱】記憶力にチャレンジ！
トランプ遊びの定番である神経衰弱を楽しみましょう。
記憶力が問われるので、ワクワクドキドキしながら取り組めますね。
グループに分かれて行ない、トーナメント方式で勝ち進んだ2人が決勝戦で対決する仕組みにすると、さらに盛り上がりそうです。
カードを使った遊びを保育園で取り入れよう
保育園でカードを使った遊びを取り入れるときは、子どもの年齢に合わせて簡単なルールにしたり、アレンジしたりして楽しめるとよいですね。
4歳～5歳児クラスでは、友だちとのやり取りを楽しみながら数字を覚えられるトランプを活動に取り入れてみるとよさそうです。
チーム対抗戦やトーナメント方式などさまざまな方法で遊びが盛り上がるように工夫できるとよいですね。
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