「賞罰」欄がある履歴書を前に、どう書けばいいのか戸惑う保育士さんもいるかもしれません。とくに転職活動中は、書き方のルールや採用への影響が気になって、不安になることもあるでしょう。本記事では、履歴書における賞罰の意味や採用への影響、書くべき内容・書かなくてもいいケース、賞罰欄がない履歴書の扱い方、難しい用語や気になる疑問に答えるQ&Aなどで、わかりやすく解説します。
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賞罰欄とは?履歴書にある意味と役割
履歴書の「賞罰」欄は、採用の判断材料として過去の受賞歴や法的な処分歴を記載する欄です。
しかし、すべての履歴書に賞罰欄があるわけではなく、記載を求めない様式も増えています。
厚生労働省が作成した標準的な履歴書の様式例には、賞罰欄そのものがありません。
これは、1999年に当時の労働省が示した「労働者募集に関する指針」によるもので、犯罪歴を一律に収集する行為が不適切とされているためです。
とはいえ、子どもたちの命を預かる保育士という職種においては、自身の過去をどのように伝えるべきか、慎重に考える必要があるでしょう。
会員登録・相談無料保育士バンク!で転職相談「賞」と「罰」の定義と目的
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たとえば、業務上の貢献に対する表彰や、社会貢献活動における感謝状などが該当します。
これらは、過去の実績を証明するポジティブな情報として記載を検討することができます。
一方、「罰」とは、確定した刑事罰を指します。具体的には、禁固刑や罰金刑など、裁判により有罪が確定したものが該当します。
なお、以下のケースは「罰」としては扱われません。
- 裁判中の事案
- 不起訴処分となった事案
- 少年時代の非行歴(少年法により保護されるため)
- 行政処分(交通違反による免許停止など)
- 社内での懲戒処分(減給、けん責など)
罰金刑が確定している場合や、重大な交通違反により有罪判決を受けた場合は、原則として記載が必要です。
採用担当者が賞罰欄で見ているポイント
履歴書に賞罰欄が設けられている目的は、企業が応募者の誠実性や法令遵守の姿勢を確認し、採用後のトラブルリスクを軽減するためでもあるようです。
ただし、賞罰の内容が直接的に採用の可否に結びつくとは限りません。応募職種や業務内容に支障がないと判断されれば、問題視されないこともあります。
採用担当者は、この欄を通して応募者の信頼性や誠実さを見極めることもあるでしょう。これは、保育の現場において、子どもたちや保護者との信頼関係が重視されることと通じる部分があるかもしれません。
そのため、賞罰の記載をする必要がある場合は、正直かつ適切に記入することが求められます。
記載するかどうかの判断に迷う場合は、その内容が業務や保育にどのような影響を与えるかを考慮できるとよいでしょう。
「賞」に該当するもの
保育士の履歴書において「賞」は、自分の実績をアピールできる大切な要素です。
ただし、何でも書いてよいわけではなく、採用担当者にとって価値のある内容を選ぶことがポイントです。
賞罰欄に書いてよい「賞」
賞罰欄に記載できる「賞」は、公的機関や信頼性のある団体から受けた表彰や、保育の仕事に活かせる受賞歴であることを前提としましょう。
たとえば、都道府県レベルでの表彰や、地域の子育て支援活動での感謝状などは、保育士としての姿勢や貢献度を示す強いアピール材料になります。
記載するか迷ったときは、以下の3点をチェックしてみましょう。
- 表彰元が公的または信頼のおける団体か
- 受賞した時期が古すぎないか
- 応募先の園や施設にとって意味のある実績か
この3点を満たす場合は、賞罰欄に記載してもよさそうです。
表彰歴が少ない場合でも、保育に関する活動での評価があれば、積極的に活かしましょう。
例【公的機関・団体からの表彰】
20XX年X月 地域防災ボランティア活動にて東京都知事より感謝状
20XX年X月 ○○市教育委員会より「優秀保育士表彰」
このような賞は、地域貢献や保育への高い責任感を評価された証です。保護者や地域と連携する保育士にとって、信頼性の高さを示せる内容です。
例【全国・都道府県レベルの大会での入賞】
20XX年X月 第25回 全国絵本読み聞かせコンテスト 最優秀賞
20XX年X月 ○○県主催 保育実践アイデアコンテスト 優秀賞
保育のスキルや創意工夫が評価された賞は、保育士としての実力をしっかりアピールできます。子どもと向き合う姿勢が伝わるような内容は、特に好印象になりそうです。
例【社会的意義のある活動での表彰】
20XX年X月 ○○消防署より人命救助に関する感謝状
20XX年X月 ○○市長より地域子育て支援活動に対する感謝状
子どもたちの安全や、地域社会との関わりを大切にする保育士の姿勢を表す賞です。行動力や責任感が求められる保育の仕事においてプラスの評価になるかもしれません。
例【業界団体・協会主催の表彰】
20XX年X月 日本保育協会 主催「保育実践事例発表会」奨励賞
20XX年X月 ○○福祉研究センター主催 子育て支援優秀賞
保育業界の専門性や研究性を示す賞は、知識や意識の高さをアピールする好機です。新しい保育方針や実践に積極的な姿勢が伝わる内容であればアピールできそうです。
書けない「賞」
一方で、どのような「賞」でも賞罰欄に書いていいわけではありません。
たとえば、学生時代の小さな表彰・前職での社内表彰・皆勤賞などは、賞罰欄にはふさわしくないと考えられています。
こうした実績は、職務経歴書や自己PR欄に記載したほうが自然です。
特に、社内限定の評価やSNSのフォロワー数など業務に直結しない情報は、賞罰欄にはふさわしくありません。
- 中学校の皆勤賞
- 前職での社内MVP表彰(書く場合は職務経歴書に記載)
- 動画配信サイトのチャンネル登録者数〇万人達成
履歴書では、採用担当者が客観的に評価できる実績かどうかがポイントです。アピールしたい内容は、記載欄の目的に合った場所で活かすようにしましょう。
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「罰」に該当するもの
賞罰欄における「罰」は、法律に基づいて処分を受けた場合に記載する必要があります。
ただし、すべての違反が対象になるわけではないので、自分のケースが該当するかどうかをよく確認しましょう。
賞罰欄に書くべき「罰」
履歴書に記載が必要な「罰」は、主に刑事罰に関するものです。たとえば、懲役や禁錮・罰金刑など、裁判で有罪判決が確定した場合がこれに当たります。
また、スピード違反や信号無視などでも、反則金ではなく刑事処分として罰金や前科がついたケースでは、記載が必要になります。
具体的には以下のようなケースが該当するようです。
- 無免許運転による罰金刑
- 飲酒運転による有罪判決
- 窃盗・傷害などによる懲役刑
保育士として働くうえで、信頼性や責任感はとても大切です。
過去にこうした事実がある場合は、正直に伝えることが結果的に信頼につながるケースもあります。
履歴書に記載する際は、事実を簡潔に、冷静に書くことがポイントです。
書かなくてよい「罰」
一方で、「罰」と聞いて不安になる方も多いですが、書かなくてもよいケースもたくさんあります。次のような内容は履歴書には記載不要です。
- スピード違反や駐車違反(反則金などの行政処分)
- 民間の会社で受けた懲戒処分(注意・減給・解雇など)
- 起訴されなかった(不起訴)・まだ裁判中で確定していないもの
- 未成年時の非行歴
- 前科があったが一定期間を経て刑の消滅に至った場合
たとえば、「数年前に駐車違反で反則金を払った」ようなケースは、ほとんどの人に起こりうる日常の範囲ですので、賞罰欄に書く必要はありません。
伝えなくてもよい情報をあえて書くことで、かえって印象を下げてしまう場合もあるので注意しましょう。会員登録・相談無料保育士バンク!で転職相談
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履歴書での賞罰の書き方例
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賞罰欄に記入する際は、ていねいさと簡潔さのバランスが大切です。
特に保育士は誠実さや信頼感が求められる職業なので、正しい書き方でアピールできると安心ですね。
賞罰欄がある履歴書を使う場合
賞罰欄がある履歴書では「年月/内容」の順で記載します。
複数ある場合は、時系列の古い順から書くのが基本です。内容は簡潔に、わかりやすくまとめましょう。
賞罰がある場合の記入例
賞の書き方例
20XX年X月 第25回全国絵本読み聞かせコンテスト 最優秀賞
罰の書き方例
20XX年X月 道路交通法違反により罰金刑
賞罰がない場合の記入例
<賞罰>
なし 以上
賞罰がない場合に「以上」と記載するのは、明確に伝えるための形式です。空欄のままだと「書き忘れ?」と思われることもあるので、必ず記載しましょう。
賞罰欄がない履歴書を使う場合
近年の履歴書フォーマットでは、賞罰欄がないタイプも増えています。この場合、基本的には賞も罰も無理に記載する必要はありません。
そのため、アピールしたい「賞」がある場合は、職務経歴書や自己PR欄に書くのが自然です。
また、「罰」に該当する事実があり、それを伝えておくべきと判断した場合は、本人希望欄などを使って補足することもできます。
どこに書くべきか迷ったら、「賞はプラスの評価材料」「罰は信頼性に関わること」を意識して、記載場所を選ぶようにするとよいでしょう。
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履歴書での賞罰にまつわるQ&A
賞罰欄については、知っておきたい細かい疑問もたくさんあります。ここではよくある質問にわかりやすくお答えします。
Q1. 賞罰欄を空欄にしたら採用に影響する?
「空欄にしてもいいの?」と不安になる方もいますが、「賞罰なし 以上」としっかり記載すれば問題ありません。
何も書かないままだと、採用担当者に「記入漏れ?」や「あえて『なし』と書けない理由がある?」と思われてしまう可能性もあるので、必ず記載しましょう。
Q2. 「告知義務違反」ってどういうこと?
罰に該当する事実があるにもかかわらず、それを履歴書で隠していた場合、「告知義務違反」として後から問題になることがあります。
必要な告知事項がある場合は、正直に伝えることが長く安心して働くための第一歩です。
Q3. 「欠格事由」の意味は?
欠格事由とは、法律や規定で「一定の職に就けない」と定められた状態のことです。保育士の場合は、欠格事由があればそもそも保育士登録ができません。
資格保有済みで保育士登録を行っていない場合は、念のため児童福祉法や保育士登録センターのウェブページなどで、履歴に該当する欠格事由がないか確認しておきましょう。
Q4. 書きたくない内容があるときはどうしたらよい?
「できれば書きたくない…」という気持ちもありますよね。ただ、内容によっては記載しないことで信頼を損ねるリスクもあります。
悩む場合は、転職エージェントに登録して相談してみましょう。
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Q5. 履歴書に賞罰欄がないと犯罪歴がある保育士も採用されてしまう?
同僚に犯罪歴がある人がいたら……と不安になる保育士さんもいるでしょう。
履歴書だけでは確認できない場合もありますが、保育士は登録センターが定めている欠格事由に該当した場合は登録ができません。
また、すでに保育士登録がされている場合でも、あとから罰則規定に該当した場合は取り消されることもあります。
制度上では一定のチェックがなされているので、過剰に不安に感じる必要はないでしょう。
出典:児童生徒性暴力等を行った保育士の資格管理の厳格化について/厚生労働省出典:児童福祉法/e-GOV法令検索
賞罰欄の書き方を攻略して履歴書にの悩みをなくそう
賞罰欄は、書き方に迷いやすいポイントの一つですが、基本をおさえれば問題ありません。
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「履歴書の書き方に不安がある」「面接で聞かれると返答に困ることがある」などの悩みを抱えて転職に踏み出せない保育士さんは、保育士バンク!にご相談ください。
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