ピアジェが提唱した発達心理学の「保存の概念」は、およそ7歳以降の子どもが、物事を論理的にとらえられるようになることを指します。この概念を理解すれば、幼児期の発達を深くとらえて保育のアプローチを考えることができそうです。本記事では、この「保存の概念」についての基本や幼児期の特徴、保育現場での活用方法を解説します。
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ピアジェの発達理論と「保存の概念」の関係
子どもの認知発達について研究し、発達心理学の分野に大きな影響を与えたのが、スイスの心理学者ジャン・ピアジェ(Jean Piaget)です。
ピアジェは、子どもがどのように物事を理解し、考えを発達させていくのかを観察し、その成長を4つの発達段階に分類しました。
この4つの段階は、「感覚運動期」「前操作期」「具体的操作期」「形式的操作期」とされています。これは子どもの思考が単純な感覚的理解から、少しずつ論理的・抽象的な思考へと発展していく過程と考えられます。
特に、幼児期の子どもは目に見える変化に影響を受けやすく、物の見た目や形が変わると中身の量まで変わったと考えがちです。これは、目に見えるものを論理的にとらえる力がまだ発達していないためでしょう。
ピアジェは、年齢に応じてこの状態から「目に見える形が変わっても、物の本質的な性質は変わらない」という考えを段階的に獲得し、理解できるようになる発達段階を「保存の概念」として定義づけました。
たとえば「コップの大小が変わっても中身の水の量は変わらない」「複数枚のコインを重ねておいても横に並べておいても枚数は変わらない」のように、見た目にとらわれず論理的に認識できることなどが該当するでしょう。
この発達過程を理解しておくことで、保育士は子どもがどの段階にいるのかを把握し、発達を支援する適切な声かけや遊びを取り入れることができます。
ピアジェの発達理論の4段階
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ピアジェは、子どもの発達を次のような段階に分けて考えました。
■【0~2歳】感覚運動期
生まれたばかりの子どもは、五感や身体を使って環境を探り、学びます。この時期には「物が見えなくなっても存在している」と理解する対象の永続性が形成されます。
■【2~7歳】前操作期
言葉やイメージを使って考える力が芽生える一方で、論理的な思考はまだ十分に発達していない段階でしょう。また、物事を自分中心でとらえやすく、他者の視点を考えることが難しい傾向がありますが、「ごっこ遊び」などを通して豊かな想像力を発揮する時期でもあります。
■【7~11歳】具体的操作期
数量や順序、大きさなどを論理的に理解する力が発達する段階です。たとえば「ブロックを並べ直しても全体の数は変わらない」と気づくようになります。この時期には自己中心性が薄れ、他者の視点を考慮した行動ができるようになるのが特徴です。
■【12歳以降】形式的操作期
抽象的で複雑な問題について考えたり、仮説を立てて検証したりする能力が発達するでしょう。この段階では、自分や社会について深く考える力が育ち、より高度な論理的思考が可能になります。
ピアジェの発達理論を理解することは、子どもがどのように他者の視点を受け入れ、社会性を発達させていくのかを知るうえで役に立ちそうですね。
ここからは「保存の概念」を獲得していく過程にある幼児期の子どもとの関わりかたについて考えながら、保育現場での活かし方について見ていきましょう。
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【保存の概念】定義と子どもの変化
「保存の概念」は「前操作期」の特徴である、「見た目の変化にとらわれる思考」から成長し、「物の本質的な性質が変わらない」ことを理解できる発達段階を指します。
この変化は、子どもの認知の発達において重要なターニングポイントであり、論理的思考を育むうえで欠かせない過程と言われます。
変化の特徴
0歳から6歳の子どもたちは、まだ「保存の概念」が十分に発達していない段階にあるでしょう。
特に2歳から6歳の「前操作期」の子どもは、物の見た目が変わると、その量や数、大きさも変わると考える傾向があります。これは、目に見える情報をそのまま受け止める発達段階にあるためといわれています。
しかし、成長とともに「見た目が変わっても、本質的な性質は変わらない」ことを段階的に理解しはじめるでしょう。
保育でこの過程を支えるには、活動や生活のなかで身近な物の量や数のとらえ方を体験し、「保存の概念」に気づく機会を増やしていけるとよいかもしれません。
「保存の概念」を獲得する過程の子どもへの配慮
保育園に通う年齢の子どもたちは、まだ「保存の概念」を十分に理解できる段階にはなく、目に見える変化に強く影響を受けやすい段階です。そのため、保育士さんはこの発達段階を理解し、子どもが自ら気づく機会を増やすことを意識できるとよいでしょう。
たとえば、以下のような対応を意識してみましょう。
- 目の前の変化に驚く反応を否定しない
- 遊びや実験を通して「見た目が変わっても物の質量は変化しない」ことを体験する
- 子どものペースを尊重し、段階に応じた声かけをする
- 日常生活の中で自然に学ぶ場面を作る
「保存の概念」の理解には個人差があり、すぐに理解できる子もいれば、長く時間がかかる子もいます。子どもが混乱しているときはわかりやすい言葉で問いかけたり、保存の概念を体感するために量や数を確認したりすることで、無理なく気づきをうながせるようになります。
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【ピアジェの保存の概念】保育・教育現場で活かすアイデア
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子どもたちの「保存の概念」を育むには、物の見た目の変化だけにとらわれず、その本質を考える力を自然に学べるような遊びや活動を取り入れることが効果的です。
普段の保育・教育の現場で行っている活動を「保存の概念を育てる」という視点で見ていきましょう。
水遊びや砂遊び
水遊びや砂遊びは、物の量が変わらないことを体験するのに最適な活動といえそうです。
たとえば、バケツから違う形の容器に水を移し替えたり、砂をさまざまな型に詰めて形を変えたりすることで、子どもたちは「形が変わっても量は同じ」ということを実体験として獲得できるでしょう。
このような遊びを通じて、子どもたちは楽しみながら「保存の概念」を自然に学べそうですね。
積み木やブロック遊び
積み木やブロックを使って形を変えながら遊ぶことで、物の量や大きさが変わらないことを理解しやすくなります。「このブロックを広げて並べたらどうなるかな?」と問いかけることで、子どもが自ら考え、発見する機会を作ることができます。
また、積み木を並べる位置や形を変えても、同じ数の積み木であることを意識させることで、数に対する感覚も育まれそうです。
比較や実験を取り入れる
実際に子どもたちが「見て・触って・試す」ことができる活動も、「保存の概念」を育てるうえでとても効果的な方法の一つといえるでしょう。
たとえば、同じ量の水を異なる形の容器に入れて「どっちが多いと思う?」と聞いたり、粘土を伸ばしたり広げたりしながら「元の粘土から増えた?減ったかな?」と考える機会を作ったりするような問いかけから始めてもよさそうです。
実験を行ううえで大切な「仮説を立てて、結果を導き出す」過程のなかで、驚きや新たな発見を体感することができると、より子どもたちの成長をうながす活動につながります。
このような活動を通じて、子どもたちは視覚的な違いに惑わされずに論理的に判断する力を養っていけるでしょう。
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このような体験を重ねていくと、自分の目で確かめようとする姿勢を育てることができそうです。
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