11月のおたよりの書き出しに悩む保育士さんはいませんか?落ち葉拾いなどの秋の遊びや近づく冬の訪れを表し、季節感を感じられるおたよりを作成できるとよいですね。今回は、保育園の11月のおたよりの書き出し例文を30選ご紹介します♪時候や行事、乳児・幼児別に子どもの様子を表した例文をまとめたので、参考にしてみてくださいね。
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■目次
11月のおたよりの書き出しが浮かばない…
だんだんと秋が深まり、冬の訪れが近づく11月。
生活発表会やクリスマス会の準備に忙しくなる保育園もあるでしょう。
そんな中、おたよりを作成するときに「 書き出しが思いつかない」「 子どもの様子を上手に書けない」など、書き方に苦戦する保育士さんもいるかもしれません。
今回は、11月のおたよりの書き出し例文30選をご紹介♪
季節の変化や行事、乳児・幼児別の書き出し別に紹介しているので、おたより作成に役立ててみてくださいね。
11月のおたより:時候の挨拶の書き出し文例
11月のおたよりに活用できる書き出しの文例を紹介します。
文例1
園庭にそびえるイチョウの木から、黄色く染まった葉っぱがはらはらと落ちる頃になりました。
その様子に気づいた子どもたちは、舞い落ちる葉っぱをキャッチしようとしたり、保育室に持ち帰って見せあいっこをしたりと、友だちといっしょに冬の訪れを楽しんでいます。
文例2
だんだんと朝夕の冷え込みが増しています。
木枯らしにも負けず元気いっぱいに戸外を走り回る子どもたち。
もみじのように頬を赤く染めて素敵な笑顔を見せてくれます。
文例3
風が冷たくなるとともに、落ち葉が積もるようになってきたこの頃。色とりどりの葉っぱの山に、子どもたちは目を輝かせています。
駆け回って落ち葉を集めては、ままごと遊びや工作に使って遊ぶのが日課となってきました。
子どもたちにとって、秋の自然は宝の山のようですね。
文例4
立冬が近づき、もうすぐ暦の上では冬がやってきます。
吹き抜ける冷たい風に、「ヒューってした」「北風さんがきたよ」と教えてくれる子どもたち。
北風に負けない元気をつけるため、たくさん運動をして身体を温めていきたいと思います。
文例5
秋晴れが続き、さわやかで過ごしやすい日が続きます。
鬼ごっこをして駆け回ったり、真剣に工作をしたり、友だちとパズルに挑戦したりと、遊びにもいっそう夢中な子どもたち。
園庭に落ち葉が積もる頃には、一回り成長した姿を見せてくれそうです。
文例6
赤や黄色に染まった紅葉の葉っぱにうっとり。
子どもたちのかわいらしい声が園庭に響き渡る中、秋の風が心地よく頬をなでています。
今年も残り2カ月。子どもたちとたくさん楽しい思い出を作りたいと思います。
文例7
秋が深まる中でどんぐりやまつぼっくり拾いに夢中になる子どもたち。
園庭が赤や黄色に色づき、「きれいだね」「どんぐり落ちてきた」と自然の変化に興味津々です。
これから寒くなる日もあるため、子どもたちの体調の変化に気をつけて楽しく過ごしたいと思います。
文例8
秋は自然遊びを楽しむ機会が多い季節。
園庭には落ち葉がたくさん敷きつめられて「カサカサ」「コソコソ」という音に興味津々の子どもたちの姿がありました。
散歩や公園に出かけて秋から冬への季節の変化を感じていきたいと思います。
文例9
秋といえば、果物がおいしい季節。
給食でみかんやぶどう、りんごなどの果物が出てくると「おいしそう」と食べるのが待ち遠しい様子でした。
果物クイズやなぞなぞをして秋の季節を楽しみたいと思います。
文例10
日が落ちるのが早くなり、秋から冬への季節の変化を感じますね。
散歩中にはすすきやどんぐり、まつぼっくりと秋の風物詩がたくさん見られるようになりました。
朝晩の気温差があるため、子どもたちが体調を崩さないように見守っていきたいと思います。
文例11
少しずつ冬が近づき、肌寒くなってきましたね。
園内では感染症対策に向けて子どもたちも手洗い・うがいを頑張っています。
気温に合わせて衣服の調整を行いながら、楽しく過ごしていきたいと思います。
文例12
頬をなでる風が冷たくなる中で、子どもたちは元気いっぱいです!
なわとびに跳び箱、ボール投げと身体を動かす遊びに夢中。
「なわとび〇回とんだよ!」「跳び箱〇段、もう少しでとべそう!」と笑顔で教えてくれる子どもたちの姿がありました。
さまざまなことに挑戦できるように安全に気をつけて、見守っていきたいと思います。
文例13
冬に向けて寒い日が続き、長袖を着る子どもたちも増えてきました。
昨日は公園に散歩に行くとどんぐりが落ちていたので、たくさん集めて園に持ち帰りました。
どんぐりは製作やごっこ遊びに大活躍!
子どもたちから「また公園に行きたい!」という声があったので、天気のよい日に出かけて秋の遊びを楽しみたいと思います♪
文例14
あたたかな日差しが弱まり、冬の気配を感じる今日この頃。
子どもたちは楽器遊びや自然遊びを楽しみ、元気いっぱいに過ごしています。
インフルエンザや溶連菌など感染症が流行る時期になるため、職員一同対策をしっかり立て、子どもたちの体調管理に気をつけたいと思います。
文例15
秋から冬にかけて気温も低くなり、長袖が必要になってきましたね。
子どもたちはどんぐりや落ち葉を集めたりとんぼを追いかけたりと、秋の遊びを楽しんでいます。
園内では「とんぼのメガネは〜」とかわいらしい歌声も聞こえてきますよ♪
11月のおたより:行事別の書き出し文例
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11月のおたよりで話題となる保育行事には以下のようなものがあるでしょう。
- 七五三(11月15日)
- 勤労感謝の日(11月23日)
- 絵本の日(11月30日)
それぞれの行事に向けて、おたよりの書き出しの中で子どもの様子を伝えられるとよいでしょう。
各行事の書き出し文例を紹介します。
七五三
11月15日は子どもの成長をお祝いする行事「七五三」。
「ママとパパとお寺にいくよ」と教えてくれる子どもたちの声がありました。
保育園では千歳飴の製作をして過ごしたいと思います。
七五三についての詳しい記事はこちらをご覧ください。
勤労感謝の日
11月23日の勤労感謝の日は働いている人や仕事を頑張っている人に感謝をする日。
子どもたちには行事の説明をして、勤労感謝の日にちなんだ絵本を読み聞かせを楽しみます。
勤労感謝の日についての詳しい記事はこちらをご覧ください。
絵本の日
11月30日は絵本を楽しむ記念日。
子どもたちと面白くてワクワクする絵本を読み、すてきな時間を過ごしたいと思います。
ご家庭でも絵本の読み聞かせを楽しんでみてくださいね。
絵本の日についての詳しい記事はこちらをご覧ください。
11月のおたより:【乳児・幼児別】子どもの姿を伝える書き出し文例
11月のおたより作成に役立つ子どもの姿を表す文例について、年齢ごとにまとめました。
乳児(0歳児、1歳児、2歳児)の姿を伝える文例
年齢別に10月に見られる乳児クラスの子どもの姿の文例をみていきましょう。
0歳児
<文例1>
過ごしやすい秋空の下、外気浴に出かけることが増えました。
保育園の近くにあるどんぐりの木を見に行くと、赤い葉っぱを興味深そうに見つめています。
0歳児の子どもたちにとって、秋の深まりを感じられる時間となっていればうれしいです。
<文例2>
バギーに乗って園庭を散歩していると、外遊びをしている幼児クラスのお兄さんお姉さんが話しかけに来てくれます。
「かわいいね」「あかちゃんに赤い葉っぱあげるね」と人気者の〇〇組。
引き続き、異年齢児とのかかわりも大切にしていきたいと思います。
1歳児
<文例1>
〇〇組では、どんぐり集めが大ブームです。
一生懸命探し、小さな指でつまんで「あったよ!」と保育士に見せてくれる姿はとてもかわいらしいです。
お部屋に持ち帰り、ペットボトルに入れてマラカスを作るとうれしそうに振っていました。
<文例2>
新しい絵本に興味津々の1歳児さん。
じっと見つめたり言葉を真似して言ってみたりと、さまざまに楽しむ姿が微笑ましいです。
子どもたちの反応を見ながら、「次はどの絵本を読もうかな」と保育士自身も楽しみが広がります。
2歳児
<文例1>
スポーツの秋ということで、〇〇組では追いかけっこやボール遊びが人気です。
保育士につかまえられてニコニコしたり、サッカー選手のようにボールを追いかけてキックしたりと元気いっぱい。
たとえ転んでしまっても泣かずに立ち上がる姿に、成長を感じずにはいられません。
<文例2>
街の木々の色が変化し、秋の深まりを感じます。
〇〇組は、近くの公園で拾ってきた落ち葉で貼り絵を作りました。
指にのりをつけて上手に塗れるようになった子どもたち。個性あふれる仕上がりとなった作品を見て、みんな得意気な様子です。
幼児(3歳児、4歳児、5歳児)の姿を伝える文例
年齢別に11月に見られる幼児クラスの子どもの姿の文例をまとめました。
3歳児
<文例1>
初めての運動会を終えて、少しお兄さんお姉さんになった〇〇組。
達成感の余韻からか、「またダンスやりたい!」とリクエストしては運動会の曲を踊っています。
「来年はもっとかっこよく踊るんだ」と今からやる気満々な3歳児さんです。
<文例2>
秋の遠足を心待ちにしている子どもたち。
朝の会で歌う「おべんとうバス」では、みんな身体を揺らして大盛り上がりです。
おままごと中にも「おべんとう持っていってきます」と話しながら遠足ごっこを楽しんでいました。
4歳児
<文例1>
葉っぱやどんぐりを使ったままごと遊びが子どもたちに大人気。
泥んこで作ったケーキに、拾った落ち葉やどんぐりを飾りつけています。
自信作の秋色のケーキを「召し上がれ」と振る舞って、素敵なパーティーを開いていました。
<文例2>
友だちとイメージを共有しながらごっこ遊びを楽しむ〇〇組。
アイドルごっこやロボットごっこをしているなか、「こんなマシンがほしい」「きらきらのステッキが作りたい」と言い出し、アイデアを形にしようと工夫しながら工作をしています。
子どもたちの自由な発想を大切にしつつ、遊びの広がりを楽しめるようサポートしていきたいです。
5歳児
<文例1>
秋の作品展に向けて、協力して作品作りにいそしむ〇〇組。
「看板には『ようこそ』って書いたらいいんじゃない」「色はこっちのほうがきれいだよ」と、毎日いろいろなことを話し合いながら、看板や自分たちの作品を作っています。
子どもたちの伝え合いを見守りながら、さりげなく支えていきたいと考えています。
<文例2>
芸術の秋、〇〇組ではさまざまな楽器にふれる機会を作っています。
保育室に用意したタンバリンや鈴、カスタネットを使って、「コンサートをしよう!」と遊びが盛り上がり、演奏順を決めたりチケットを作ってお客さんを呼んだりと工夫して遊んでいます。
冬の生活発表会でどんな演奏を見せてくれるのか、今から楽しみです。
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11月のおたよりの書き出しに文例を役立てよう
11月のおたよりの書き出しには、秋から冬への移り変わりや子どもたちの様子を詳しく伝えることを意識して作成するとよいでしょう。
なお、以下の記事ではおたより作成の悩みの解決ポイントを紹介しています。作成に悩んだときは参考にしてみてくださいね。
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