小1の壁とは、小学校入学で子どもの生活スケジュールが保育園時代と大きく変わることで、共働き家庭にとって立ちはだかるさまざまな問題のことを指します。本記事では、壁の原因になる保育園と学童との違いや先輩ママの悩みと対策、外部サポートの活用と入学直前でもできる事前準備を解説。働き方別に参考になる1日のスケジュール例も紹介します。
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- 小1の壁とは:小学校入学と学童での放課後が、共働き家庭にとっての大きなギャップになること
- 壁の原因と保護者の悩み:保育園との違い、学童の開所・閉所時間、子どもの環境変化
- 乗り越えるには:入学直前の2月中に職場への共有、下校ルートの練習、シッター活用がポイント
「小1の壁」とは?入学後に変わる生活リズムの変化
「小1の壁」とは、子どもの小学校入学による生活の変化が引き起こすさまざまな問題を指します。
主に共働き世帯にとっての大きな負担となる「小1の壁」。
子どもの日中の生活拠点が、それまでの保育園から「小学校+学童保育」になることで生じる「登校時間・お迎え時間」の悩みは、とくに大きな問題のようです。
具体的には、以下の3つの変化が重なることで、ワーママのキャリアや生活を圧迫します。
1. 預かり時間の短縮
2. 生活の変化と保育園とのギャップ
3. 家庭での学習・準備時間の確保
また、保護者が時短勤務を延長している場合、小学校入学とともに通常勤務に戻る、平日にPTAや登校の見守りといった学校関連の用事が増える、という問題に頭を抱える方も多いようです。
壁の原因。保育園と学童保育における5つのギャップと対策
共働き家庭による「小1の壁」の最大の悩みは、これまで頼りにしてきた保育園と学童保育とのギャップでしょう。
ここでは、保育園と学童保育の大きな違いと、小1の壁を引き起こすポイントについて見ていきましょう。
|
項目 |
保育園(これまで) |
学童保育(これから) |
|
預かり時間 |
19時〜20時まで延長可能な園が多い |
18時〜19時終了など閉所が早い |
|
長期休暇の対応 |
平日と同じリズムで預けられる |
終日預かりはあるが給食はない。開所時間が遅い場合も |
|
食事 |
給食・おやつ・夕食あり |
間食のみ |
|
連絡・共有 |
アプリや連絡帳で一日の様子がわかる |
基本は子どもを通じた伝達。密な共有は少なくなる |
|
過ごし方 |
先生が手厚く身の回りや育ちを見てくれる |
施設は預かり場所の提供が基本。自主的な遊び・学習が基本 |
具体的にどんなことを「壁」と感じたのか、先輩ママの悩みと対策をきいてみました。
時短勤務終了+お迎え時間の前倒し
【対策】
週5日すべてを自力で回そうとせず、週2日は民間学童やベビーシッターを活用しましょう。
「この日はフルで働く」と決めることで、仕事の質を落とさずリズムを作れます。
会社に「お迎えのために1時間早く上がり、夜にリモートで補填する」といった柔軟な働き方をしているママ・パパもいるようです。
今のうちに職場に相談しておきましょう。
子どもが学童に行きたがらない
【対策】
学童の行き渋りは、どの家庭にも起こりがちな悩みのようです。
学童に行っている子と行っていない子のあいだで分断が起こる、子どもが学童の雰囲気になじめないといったナイーブな悩みも。
このような場合は、学童の先生に相談してみましょう。
実は学童の職員は、保育士や指導員の資格をもった子どもに関するプロでもあります。
個別に相談することで、より子どもに合った対応を考えてくれそうです。
夏休みのお弁当、時間の使い方
【対策】
夏休みのお弁当は思い切って冷凍食品などの既製品を活用しているという声は多いようです。
とくに近年の夏は猛暑が続くため、手作りのお弁当は傷みやすいというデメリットもあります。
加えて、学童保育によっては、お弁当を保管する冷蔵庫がない施設もあるようです。
また、朝に家を出る時間の問題は、小学校でも「朝の小1の壁」として問題になっており、こども家庭庁が旗振り役として、各自治体でも対応策がとられています。
夏休みの朝の時間への対策をしていない学童保育であれば、地域のボランティアや人材センターなどを活用した、朝の預かり対応への要望を出してみることも必要かもしれません。
子どもの生活が見えづらくて不安
【対策】
学童は「報告がない=平和に過ごせている証拠」と考えましょう。
家での会話は、漠然と「今日なにしたの?」と聞くよりも「学童の○○先生だっけ?優しそうだよね」「なんか面白そうな本あった?」など、具体的に聞いてみると子どもが返しやすいようです。
保護者会や面談は年に1度、夏休み期間中などに行う施設が多いようです。
入学直前でも間に合う!2月からできる「3つの対策」
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小1の壁を乗り越えて、4月からの新しい生活に向けて、仕事と子育てを両立させたいワーママが、新生活を無理なくスタートするための3つの対策を整理しました。
【職場】「4月からの生活」をシェアしておく
入学後は保護者会や平日の行事が増えるため、周囲の協力は不可欠です。
直前になって慌てないよう、見通しが立った段階で働き方の変化を周囲に伝えておきましょう。
入学直前でもできる準備・対策
・学童のお迎え時間に間に合う時間を逆算し、上司やチームに共有。
・判明している4月の学校行事や短縮授業の日程を、職場の共有カレンダーに登録。
・夏休みなどイレギュラー対応が必要になることを事前に伝えて、職場の協力体制を作る。
【子ども】帰宅ルートと「時計の読み方」を練習する
小学校からは自分で歩き、時間を意識して行動する場面が増えます。
子どもが安全にひとりで移動できるよう、散歩や買い物、習い事に行くまでの道のりなどを利用して、実際に学童からの帰宅ルートを歩く練習を重ねるとよさそうです。
入学直前でもできる準備・対策
・親子で学童までの道を歩き、交差点などの危険箇所をチェック。
・「長い針が6についたら30分だよ」など、時計の見方を練習。
・GPSを持たせ、日常生活で家の鍵閉めなどの習慣づけをする
【サポート】いざというときのためのサポーターを確保する
公立学童の利用だけでは対応しきれない事態を想定し、第2・第3の預け先を確保しておくことが精神的なゆとりを生みます。
小学生以上も対応可能なベビーシッター・キッズシッターなどの利用や、民間学童、習い事などとの併用も検討する価値がありそうです。
入学直前でもできる準備・対策
・急な残業やお迎えの遅れに備え、柔軟に対応できるベビーシッターを確保。
・夜間対応の民間学童や送迎サービスなど、第2の預け先をリストアップ。
・夫婦で緊急時の役割分担を確認し、いざという時の連絡フローを家族で共有。
【働き方別】小1の壁を乗り切る1日のスケジュール例
小1の壁は、働き方に合わせた「仕組み」で攻略しましょう。
ここでは、学童保育を利用しているフルタイム、リモートワーク併用、シフト制の3パターンでの先輩ママのスケジュールを紹介します。
それぞれの働き方や工夫から、小1の壁を乗り越えるヒントを探せそうです。
フルタイム勤務(オフィス出社)のAさん
昨年の春、長男が小学校に入学。
【悩みポイント】
18時の学童閉所に間に合うためには、17時過ぎに退社しなければならず、周囲への気兼ねやキャリアへの焦りを感じる。
帰宅が19時を過ぎると「夕飯・宿題の確認・お風呂」をこなすのが体力的に厳しい。
民間学童・習い事併用モデル
| 08:00 | 登校・出社
登校を見届けてから出社。
|
| 17:30 | 仕事終了
週2日は長男がお迎え付きの習い事の日なので、先に次男の保育園にお迎え。
|
| 18:30 | お迎え
学童から送迎付き習い事に行ってもらっているので、送迎車が自宅前に到着するのを出迎える(習い事がない日は18:45まで学童を延長) |
| 19:15 | 帰宅・夕食
学童で宿題を済ませておくと、帰宅後がスムーズ
|
| 21:00 | 就寝
翌日の時間割と持ち物チェックをいっしょに行う
|
リモートワーク併用のBさん
仕事に集中したいので、小1の長女を学童に通わせている。
【悩みポイント】
在宅ワークなのでオンオフの切り替えが難しい。
子どもが1年生で早めに帰宅するため、仕事中に声をかけられ、集中力が途切れがち。
在宅ワーク・時短勤務モデル
| 08:30 | 業務開始
通勤時間がない分、早めに業務をスタート。
|
| 17:15 | 子どもが学童から帰宅
学童は徒歩10分の学校敷地内なので、同じエリアの子たちと集団帰宅
|
| 17:30 | 業務終了
通勤0分を活かし、すぐに夕食の仕上げ。
|
| 18:30 | 団らん・宿題
仕事を完全に切り離し、宿題の音読などをしっかり聞く。
|
| 20:30 | 自由時間
早めに家事を終え、自分自身のセルフケア時間も確保。
|
シフト制で勤務するCさん
長男が現在小1、長女が来年の春に小学校に入学予定。
【お悩みポイント】
曜日によってお迎え時間がバラバラ。学童の「延長利用」の手続きが煩雑に感じる。
土日の出勤がある場合、学校がお休みの日の預け先確保が精神的な負担になる。
外部サポート・パートナー連携モデル
| 09:30 | 出勤
遅番の日は、朝の掃除や夕食の下ごしらえを済ませる。
|
| 15:00 | 休憩中
カレンダーアプリを使って夫婦で共有している「今日のお迎え担当」を最終確認。
|
| 18:30 | 業務終了
退勤。今日は馴染みのシッターに下の子の保育園と上の子の学童お迎え、自宅での宿題見守りを依頼。
|
| 19:30 | 帰宅・夕食
パートナーが早番の日は、お迎え、夕食当番をまかせているので余裕をもって帰宅。
|
| 21:30 | 翌日の確認
子どもたちを寝かしつけたあと、カレンダーで翌日の担当を再確認。
|
小1の壁を攻略するためのTIPS!
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小1の壁にまつわるQ&A
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小1の壁を乗り越えるためのヒントや、困っていることなど、ワーママたちの疑問に答えます。
Q1. 学童保育へ「行きたくない」と言い出したら?
入学したばかりの環境の変化に対する不安などから、学童になじめないといった「行き渋り」が起きるのはよくあるケースです。
まずは子どもの気持ちに寄り添い、そのうえで学童の先生に相談・対応してもらいましょう。
また、自治体によっては、学童以外にも学校の教室などを活用した見守り主体の「放課後授業」などを行っている場合もあるので、活用してみるのもよいでしょう。
Q2. 「朝の小1の壁」とは?
保育園は朝早くから預けられましたが、小学校の登校は8時前後。親の出勤が早いと、子どもが一人で家を出る「空白の時間」が生じます。
施錠の練習やGPSの活用、登校班のルール確認など、一人で安全に登校するための準備を整えておきましょう。
Q3. 時短勤務が終了。お迎えが間に合わない時は?
小学校入学と同時に時短制度がなくなる企業も多いため、まずは就業規則の確認を。
どうしても間に合わない日は、延長利用ができる民間学童や、シッターなどの送迎サービスを組み合わせましょう。
複数の「預け先の選択肢」を持つことが心の余裕に繋がります。
KIDSNAシッターなら小学生もOKQ4. 初めての夏休み、学童保育の過ごし方は?
夏休みは朝からお弁当持参で登所します。
普段より長い時間を学童で過ごすため、工作やイベントなど楽しい時間も多い一方で、子どもは想像以上に疲れが溜まりやすいものです。
週末は習い事を詰めすぎず、家庭でリラックスできる時間を意識的に作りましょう。
2月でも間に合う!小1の壁を乗り越えよう
「小1の壁」への不安は、2月・3月のうちに職場への共有やサポートの登録を済ませるだけでも、大きく軽減されそうです。
一人で抱え込まず、ベビーシッターや学童の先生といったプロを頼ることが、退職や転職などをしなくても乗り越えられるコツといえるかもしれませんね。
無理のない範囲で一つずつクリアしながら、4月からの生活をスムーズに動かしていきましょう。
小学生にベビーシッターなんて頼めるの?と疑問に思う保護者の方もいるかもしれません。
実は、KIDSNAシッターに登録しているシッターなら、乳児から小学生まで幅広く対応してくれます。
シッターによっては学童や習い事の送迎から、自宅での見守りなども依頼できることも。
かしこく活用して、春からの小1の壁を乗り切りましょう!まずはかんたん登録!KIDSNAシッターを見てみる








































